■今日の「おすすめ本」■
2013年6月6日
- タイトル
- ガンに勝った人たちの死生観
- 著者
- 帯津 良一
- 出版社
- 主婦の友社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
などの東洋医学と西洋医学の結合によるガン治療を行っている著者が、
ガン患者との治療や死に立ち合って知り得た生き方、「死」そのもの、
「死」との向き合い方、「死生観」などを教えてくれます。
元気に暮らすガン患者さんと、元気をなくすガン患者さんとの違い…
これは、ガンと向き合う姿勢や「死生観」が大きいそうです。
著者はこう言っています。
「患者さんの中には、医療者の予想を超えて、病状の良くなる方が
います。また、ガンとじょうずに共存して、一定の小康状態を
キープしつつ、驚きの生命力を発揮されるかたもあります。
そんな患者さんに共通するのは、「あっ、この人何かが変わった
な」と、ふっと感じさせる瞬間があることです。そうした変化を
境に、病状が好ましい状態へと変わってゆくのです。
何かが変わるその源に、死生観の確立があると、私は思っていま
す。死への恐怖が消え、死をしっかり視界に入れたとき、その
患者さんの心の状態が、「生命場」の自然治癒力を賦活して、
病気の回復に向かわせるのです。そして、死生観を確立できた
とき、患者さんの生き方までもが、驚くほど充実してくるのです」
この本には、
3人の末期ガンから生還し、今も元気でいる方の話、
◎ガンに勝った人たちがたどりついた死生観
なぜ、死生観を持つと自然治癒力が高まるのか?
◎心の循環・生命の循環
死の考え方
◎死は終わりではなく、旅立ちなのだ
旅だっていった私の戦友たち
◎先生、宇宙でまたお会いしましょう
などが、書かれていますが、どの話しも心に響いてきます。
私は、この本を読んで「死生観」を見つめるようになりました。
私の心の支えになっている一冊で、とてもおすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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