■今日の「おすすめ本」■
2013年10月18日
- タイトル
- パイロットが空から学んだ運と縁の法則
- 著者
- 坂井 優基
- 出版社
- インデックス・コミュニケーションズ (2008/1/8)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ための法則33と行動の仕方などを教えてくれる本です。
著者は運についてこう言っています。
「いくら運が大事だからと言って、運を良くする方法だけを
やって 自分が何もしなくて良いわけではありません。
私の場合ですが、毎回のフライトの前には必ず作戦を練ります。
正規には会社に行って資料を見てから決めることなのですが、
その前に航路上の天気や目的地の天気をインターネット等で
調べて、燃料はどれぐらい積んで行くべきなのか、高度はどの
高さを飛んだほうが良いのかあらかじめ考えてから仕事に向い
ます。
これだけの準備をしてから仕事に出掛け、かつ出発前に充分な
対処をしても、安全の世界に絶対はあり得ません。
そこで「努力のさらに先にあるものとしての運」が重要に
なってきます。
運の要素は限りなく排除しなくてはいけないのですが、どんな
に考えても想定外のことは起ります。自分の後ろには何百人
ものお客様がいます。だからこそ、やれることは全部やる。
でも、それ以外にも運がよくなるための行動も必要だという
気がします」
ということで、運を味方にするには、ただ運に任せるのではなく
「努力のさらに先にあるものとしての運」としてとらえることが
大事だということです。
例えば、「運と縁の法則」は、こんなこと33書かれています。
◎運は過去に自分が蒔いた種が育ったもの
◎蒔いた種が花開かないこともある
◎ツイてないときには、全てを変えよう
◎絶好調の時ほど、次のプラスのタネを蒔こう
◎あまりに急激な上昇運は、不幸をもたらす
◎プラスが大きいほどマイナスも大きい
◎運は人がはこぶ
◎運命の女神は、直接話せない
◎他人を変えようとしてはいけない
◎「なる」から「する」へ
飛行機を無事に飛ばすには、機長自身が運を味方につけ、その運を
大切にして、おごらず、日々努力しなくてはいけないということが
よくわかりました。
空の事例や著者の勉強した哲学、宗教、中国古典等の事例も豊富で
ためになり、わかりやすくまとまっているのでおすすめです。
「坂井 優基さんの正式ブログ」
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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いろいろな人を見てきました。 その中で感じるのが、人生に起きる様々なことは自分が 蒔いたプラスとマイナスの種が育った結果だということです。 単にプラスとマ | この本では、さらにこう言っています。 「誰しも、運が上昇していくことを望みます。 歳をとるにつれて運がどんどん悪くなる人生を 望んでいる人はいません。 | 2010-04-22 |
夢は何ですかと聞くと、「○○になりたい」と 答える人がたくさんいます。 部長になりたい、社長になりたい、野球選手になりたい…etc ところがここに「なりた | とかく安易に「○○になりたい」などと言う。 しかし、「なりたい」では、確かに、なったとたんに、 そこで目標を失い、どうしていいかわからなくなる… しかし、 | 2010-02-17 |
うんと上手くいってない時に一番大事なことは、 ひとまずその状態を安定させることです。 底なし沼と同じで上手くいっていない時はそこから、 出ようともがけばも | また、こうも言っています。 「最悪の時に、プラス思考でいこうとか元気を出せと 言われても、そう簡単に元気を出せるものではありません。 現状より悪くしな | 2010-02-11 |