■今日の「おすすめ本」■
2014年4月28日
- タイトル
- 幸せのありか
- 著者
- 渡辺和子
- 出版社
- PHP研究所 (2009/7/16)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
を教えてくれる本。幸せは、探しに行って見つけるものではなく、
私の心が決めるもの、私とともにあるもの、ということです。
例えば、こんな話が書かれています。
「「心のともしび」というカトリックのラジオ番組が、次のような
標語を掲げています。
『暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう』
便利な世の中になりました。修道院にも自動洗濯機、炊飯器、
電子レンジなどの電化製品が一応揃えられ、冷房も暖房もあって
快適に過ごさせていただいています。
これらの恩恵をありがたいと享受しつつ、気をつけないと自分が
徐々に、“怠け者”になっていること、当たり前だったことを
面倒に思ったりしていることを日々反省しています。
学校教育とも40年以上関わってきましたが、以前に比べて学生
たちも、幼稚園や小学校の保護者たちも、要求が多くなったり、
わずかの“暗さ、不自由さ”に我慢できず、落ち込んだり、他人
を責めたりすることが多くなっているように思います。
つまり「暗いと不平を言う」人が増えて、「すすんであかりを
つけよう」とする人が減っていて、残念です。(略)
不平や愚痴を吐き出すことで、心のストレスは発散できるかも
しれませんが、周囲の空気は、それだけ汚れるのです。私たちは
自分の不機嫌さで環境を破壊しないように気をつけましょう」
その他、こんなことが書かれています。
◎変えられるものと変えられないもの
◎冷めた目と温かい心
◎自分と対話する“ゆとり”を持つ
◎ごたいせつの愛
◎心の自由を求めて…マザーテレサに学ぶ
◎人間らしく生きる
◎謙虚な心
◎クリスマス
◎ゆるすということ
◎だいじょうの小石
私が、心から尊敬している渡辺さんの最新版の本です。
過去に書かれている本と同じ話しもかなりあるので、渡辺さんの
本を読んでみたいと思われた方には、この本をおすすめします。
すっきりまとめて書かれているので、読みやすいです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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青山俊董(しゅんとう)さんの「禅のまなざし」という本の中に、 次のようなエピソードが語られています。 仕事上、病院に出入りを許されている一人の男性がいま | 渡辺さんは、こうも言っています。 「祈ることは、とても良いことだし、必要なことです。 でも「苦しい時の神だのみ」ということわざがあるように、 私た | 2014-02-10 |
自分を愛するということは、利己主義になることではない。 人を押しのけ、自分だけがスポットライトを浴び、 みんなからほめてもらう…それは利己主義です。 | この本の中に、こんな詩が紹介されています。 われは草なり 伸びんとす 伸びられるとき 伸びんとす 伸びられぬ日は 伸びぬなり 伸びられる日は 伸びる | 2013-11-01 |
(この本に書いてある インド詩人タゴールの詩「ベンガルの祈り」から) 危険から私を守ってくださいと 祈るのではありません。 危険の中にあっても | 今は、 もうこれ以上ひどいことは起こりませんように、 多くの方々の無事と日々の平安を祈り、 被災地の力強い復興を祈り、 今のこの傷ついた日本を幸いに導い | 2011-03-16 |