■今日の「おすすめ本」■
2014年4月23日
- タイトル
- “結果”を出す部下をつくるコーチング術
- 著者
- 桜井 一紀
- 出版社
- 青春出版社 (2002/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
つくる方法を教えてくれる本。
著者は、従来のやり方、例えば「オレも若い頃はそうだった」
と経験談を話したり、トップダウンで指示命令をだしたりでは、
部下を伸ばし育てること、結果を出すことはできないと言って
います。
では、どうしたらいいかというと、
「「ティーチング」→「コーチング」へ変えていくことが必要で
「相手の自発的な行動を促進させるためのコミュニケーション」
をとり、「自分の考えによって自らの進むべき道を決め、その
ために何をすべきかを認識し、主体的に行動する、その手助け
をすることが大切」
だといっています。
例えば、こんなことが書かれています。
1.部下を上手く動かせる人はどこが違うのか
2.「質問」の投げ方ひとつで、部下の意識は大きく変わる
3.“結果”を出す部下のイメージのつくり方
4.「やる気」を引き出すコーチング、失わせるコーチング
5.「目標」を設定するメリット、達成させるノウハウ
6.半年後、絶対「稼ぐ組織」になるコーチング法
部下を持っている方だけでなく、人を動かす仕事をなさっている方
毎日の生活の中での人間関係、子育て中の方にも役立つ方法が
いっぱいに詰まっている本でおすすめですが、コーチングについて
基礎知識がある方向けだと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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テレビの番組で、骨董家の中島誠之助さんが、 興味深いことを話していました。 プロの骨董家とアマチュアの骨董好きには、 大きな違いがあるというのです。 | 「この失敗を2度と繰り返したくない!」 と決意すれば、その失敗から、必ず何かを学び、 次から、自分になりに工夫したり、考えたり、 気をつけたりして、同じ失 | 2010-11-10 |
ほめるという行為は、 単に相手の行為を結果を賞賛する手段ではありません。 その行為の主体である人間、つまり、部下の存在そのものを 認めることを意味します。 | この本では、こう言っています。 「部下をほめることが苦手という上司がいます。 照れくさいし、面と向ってそんなことはできない、 というわけです。 仕 | 2010-05-18 |