■今日の「おすすめ本」■
2014年7月25日
- タイトル
- ありがとう 生きること そのすばらしさ
- 著者
- 大津 秀一
- 出版社
- 致知出版社 (2011/9/16)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
医療専門家の著者が、生きるということについて教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「現代人の死を一番見ているのが、実は医者です。
そして実は、人の死が教えてくれることはとてもたくさんあるの
だと、僕は気がつきました。
死は、嫌なものでも、怖いものでもありません。
死を見て考えるからこそ、人はよりよく生きようとして、生が
輝くのです。
世の中は進歩して、僕たちは死を遠くに感じることができる
ようになりました。けれども、死はいつでも誰にでもやって
くるものなのです。今回の震災でも、それが痛感されたことと
思います。問題は、ただそれが怖い怖いと逃げ回っていても、
いつかそれがやってくるということです。
だから、逃げ切ることを考えても仕方ないのです。
逃げなくても大丈夫と思えれば、死が来てもそれほど、
怖れることはないでしょう。また、いつ終わりがきても
いいように、精一杯、夢や希望を持って生きることが大切
なのです」
例えば、こんなことが書かれています。
○自分が死ぬと思ったことはありますか?
○恋がかなわなくても死なない
○人間関係はむずかしくて当然、だからめげない、落ち込まない
○親を亡くした子へ、親知らずの幸せ
○死に目で勉強する
○どのように死ぬのでしょうか
○最後の言葉
この本は、若い人向けに書かれた本で、死について、事例を
交えたり、いろいろいな観点から見つめ、ていねいに教えて
くれる本です。
もちろん、どの年代の方が読まれても、きっと、気づきや
立ち止まるところがあると思います。
よりよく生きるために、死を視野に入れる、そんなことを
私は、教わりました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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プロスペクト理論の価値関数があります。(表略) 金銭が大きくなると、利益の場合も損失の場合も、 些少な差が気にならなくなるということです。 (買い物で | 同じ1万円でも、元の価格によって感じ方が違う、思い当たります、 このプロスペクト理論価値関数。 確かに、101万円が100万になるといわれても、 嬉し | 2013-07-10 |
あがきにあがいて、ちっとも前に 進んでいるような気がしないけれども、 木立がぱっと開けたところから見ると、 ずいぶん高く登ってきたことがわかります。 | その中にいると見えないけれど、そこから離れてみると、 自分がかつていたところがよくみえる… そんなことはよくあります。 その中にすっぽりと入っていると、 | 2013-07-09 |