■今日の「おすすめ本」■
2014年7月24日
- タイトル
- 賢い女の愚かな選択
- 著者
- コーネル コーワン (著), メルヴィン キンダー
- 出版社
- 講談社 (1989/10)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
息子であり、夫であり、父親でもある男性の観点から、もっと幸せ
な男女の関係を上手に作り上げていく方法や、女性達が愚かな選択
をしてしまう底になにがあるのか、などを教えてくれる本。
著者たちは、このように言っています。
「最近私たちは、現代の女性(とくに賢い女性)は、男性のつき
合い方という点に関しては、昔の人よりもかえってたくさんの
“まちがい”をおかしている、と確信することがあります。
なぜなら、現代の女性はほとんどの人が、無意識的な行動の規範
(つまり、昔から受け継がれてきた、かくあるべしという理想像)
と、自分で考えた新しい理想、信条、希望との間の大きなギャッ
プをかかえているからなのです。
実際、この二つの間にはよく衝突が起ります。“賢い”女性が
ときに、“愚かな”行動をとってしまうことがあるのはこのため
なのです」
ということで、賢い女性がその“まちがい”をおかさないために、
「“自分”をしっかりもつこと=彼がどう思うかで悩まないこと
自発的な行動=意外性=緊張感と愛情のバランスがほどよく
とれた新鮮な関係」
が大切で、以下のようなことが大切なポイントになるので、ぜひ、
身につけて欲しいということです。
◎“冒険”も“男性”も楽しむもの
◎恋人は自分の方からみつけだすもの
◎男性とは“男性を好む女性”を好むもの
◎男性とは、やさしい心づかいに弱いもの
◎二人の関係をいきいきと保つには、恋と愛はちがうものだと
心得よう
◎自分を信じ、自己表現をはっきりしよう
◎プライバシーは大切に
◎不安は、自分の中におさめておこう
◎自分だけの世界をもとう
◎マンネリをさけよう
どちらかというと女性向けの本。
いくつもの具体的な事例が書かれていますが、心理的なことを
扱っているので、少しわかりづらいかもしれません。ただ、書いて
あることは、かなり現実的で実用的で得るところが多い本です。
じっくりと読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
自分の判断力に自信が持てなければ、 自分の値打ちなど、とうてい信じることはできない。 そして、自分が信じられない人は、たいてい、 人のいうことも信じられな | 自分のことを自分で決められない人がいる。 そういう人は、自分のことでも他の人に決めてもらう。 無意識のうちに、誰かに判断をゆだねる。 しかしながら、人の決 | 2008-08-24 |