■今日の「おすすめ本」■
2014年6月17日
- タイトル
- 働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。
- 著者
- 戸田 智弘
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007/7/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
99集め整理してまとめた本です。著者の感想もいいです。
著者は、こう言っています。
「仕事は人生の一大事である。ましてや今後は、商業を選ぶのは
人生で一度だけという人はまれで、一生の間に何度も職業を選択
しなければならない人が増えてくる。
初めて就職する人であれ、あらためて自分の仕事を見つめ直そう
とする人であれ、「人は何のために働くか」「好きなことを仕事
にするのは良いことか、悪いことか」「天職を見つけるにはどう
したらいいか」「幸福な人生って何だろうか」というようなこと
をひとりで考えるのではなく、《人生の先輩たち》と心の中で
対話しながら考えてみるといい」
例えば、こんな方々の名言が書かれています。
黒澤明、養老孟司、ドラッカー、パスカル、村上龍、松永真理、
高橋俊介、本田宗一郎、マザー・テレサ、松坂大輔、堀江謙一、
ヘレン・ケラー、織田信長、ニーチェ、『踊る大捜査線』、
サン・テグジュペリ、マジック・ジョンソン、橋本治、
山田ズーニー、浅羽通明、モーパッサン、ゲーテ、福田恆存、
ケインズ、曽野綾子などなど。
読み応えある本です。
気持ちが揺れているとき、仕事のことで悩んでいるときに、
読んでみると、解決のヒントが見つかるかもしれません。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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60%でとりあえず走りだせ 100%準備をするなんてことはそもそも無理なことである。 そんなことをしようとしたら、準備だけで人生が終わってしまう。 そ | 準備をするのは大事だけれど、 100%しようとすると、いつまでたっても走りだせない… だって、あれもこれも、あっちもこっちもと、 いろいろなことが出てきて | 2015-07-27 |
俺はこんな説教めいたことを言うのは好きやないけど、 ちょっと気障(きざ)な遺言やと思うて聞いといてくれ。 人間は、 勇気はあるけど辛抱がたらんというや | 成就しないのは、 どれかが欠けているからかもしれませんね。 今一度、自分の棚卸しをしてみるのはどうでしょう? 勇気がない人は、勇気をだす。そして一歩を | 2015-02-26 |
「自分を必要としてくれているところ」から始める 順序としては、 起業家をめざすならば社会のニーズのあるところで、 会社で働こうとするのなら自分を必要と | 自分の「やりたいこと」「好きなこと」をしていきたいなら、 まずは「自分を必要としてくれているところ」から始めて、 いろいろとやってみて覚えて、地道に実績を積 | 2014-12-17 |
ふつうは、「楽」だから「幸せ」、 「苦」だから「不幸せ」と考えてしまう。 しかし、「楽」だけど「不幸せ」ということもあるし、 「苦」だけど「幸せ」ってこと | フランスの小説家、アンドレジイドは、 この「幸せ」について、こう言っているようです。 「幸福になるには、快楽を得ようとひたすら努力することではなく、 | 2014-03-11 |
人生において 「本当にがんばった」 と思える時期がどこにもなかったら、 「やるだけやった」 という自分の限界点らしきものを見極めなかったら、 その人は | 自分で、 「本当にがんばった、よくやった」 「やれるだけやった、精一杯やった」 と思えると、結果がどうあれ、自分が誇らしく思え、 不思議に未練もなく、す | 2014-03-10 |
仕事の95%は繰り返しのルーティンワーク。 でも、残りの5%をどう膨らませるかで仕事を 面白くできるかどうかが決まる。 どこかに面白い仕事がないかと探 | 著者の戸田さんは、 仕事の95%は、先輩たちが積み重ねてきた仕事で、 これは定型的であり、人によっては「誰がやっても同じだ」 「こんな決まり切った仕事なん | 2012-07-23 |
世の中のほとんどのことは、ゼロか100かの どちらかに決めることはできない。 その実体はゼロと100との間にある。 それにも関わらず、物事を見るときに | 人は、何かあると、 ついゼロか100思考をしてしまいがちです。 なぜでしょう? 「そうだ、ゼロに違いない」などと、 どっちかに決めつけてしまうと、なんと | 2012-06-29 |