■今日の「おすすめ本」■
2014年9月2日
- タイトル
- 「感情の整理」が上手い人の70の技術
- 著者
- 和田 秀樹
- 出版社
- 新講社 (2010/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
怒りにとらわれたときの自分コントロール方法、対人トラブルに
巻き込まれたときの対処法などをわかりやすく、教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「感情の整理」を上手くやるにはどうしたらよいかと言うことを
いろいろ調べ、勉強してきました。そのようにして身につけて
きた「感情の整理」の技術、方法をこの本で70項目にまとめて
提示したいと思います。
いうまでもなく、このような「技術」や「方法」はたくさん
知っているほどよいということです。
感情には個人差があり、ある人に効く「技術」や「方法」が、
ある人には効かないという現実があるからです。
一つが効かなかったから別のやり方を試す。そうすることで、
イヤな感情を整理していくことができます。
「感情の整理」が上手くできるようになれば、対人関係がいま
までより、ずっとうまくいくはずです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎自分の「過ち探し」に熱中してはいけない
◎不安と向き合うときは理詰めで考える
◎「この人はなぜ?」と考えてみる
◎自分は「上から目線」ではなかったかと検証する
◎とくべつ不幸な人間ではないと気がついてみる
◎イライラしている相手とは用件だけで済ます
◎他人を、敵か味方かと色分けしない
◎何も考えず、できることを始めてみる
むずかしいことが書かれている本ではなく、わかりやすく読み
やすく整理されてある本で、人間関係や自分自身について悩ん
だり、疑問を持っている方には、一読をおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人間関係から生まれる悪感情の一つに「疑い」があります。 この「疑い」は、かなり個人差が大きいと思ってください。 相手のちょっとしたことでもすぐに疑ってしまう | またまた病院ネタになり、恐縮ですが、 患者さんの中には、つねに治療を疑っている方もおられます。 「薬はこの薬でいいのか、前の病院では□□だった」とか、 「 | 2013-03-11 |
「わかってもらえないこと」があったとしても、 そのことは気にしなくていいのです。 決して相手が鈍感なわけではないし、自分勝手なのではありません。 好きな人 | 和田さんは、さらにこう言っています。 「逆にどんなに気の合わない人とでも一瞬、 わかり合えるときがあります。 「へぇー、こういう人だったんだ」とか | 2013-03-08 |