■今日の「おすすめ本」■
2014年8月29日
- タイトル
- なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- 講談社 (2006/5/19)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「人生80点でよし」の著者流の生き方、悟り方。
著者は、悟りについてこんなことを言っています。
「仏教で言うところの「悟り」」とは、自分を無にして、ひたすら
世の中に奉仕するということで、これはなかなか私のような凡人
の説けるところではない。
私流の「悟り」というのは、目に見えるモノや手に触れるモノが
豊かさのすべてという考え方をちょっとだけ変えて、世の中や、
自分を見てみると、それまで気がつかなかった別の豊かさが
見えてくるし、その分だけ背伸びもせず、肩の力が抜けて気楽に
生きられますよ、ということなのだ」
ちなみに、「悟り」を妨げる10の要因とは、
上昇志向、見栄と背伸び、欲、競争心、嫉妬、メンツ、出世、
野心、カネ、常識、ということです。
例えば、こんなことが書かれています。
○あなた流の「悟り」をもとう
○どんな過去でも丸ごと引き受けよう
○人生がうまくいく「知足」
○すべてはみんな、ささいなこと
○やらなくていいことはしない
○みんな自分が好きなのだ、という悟り
○「好きなこと」に対して「役立つか否か」を求めない
○「人に勝つ道」より「我に勝つ道」
○ふつうの人のこんなささやかな「悟り方」
○夫婦は二人でたどりついた地点までしか悟れない
じっくりと読んでみることをおすすめしたい本です。
自分流の「悟り」を持つと、生き方が楽になりそうです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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前半生の人生は世に出る準備段階だから、 意に染まないこともしなくてはならないだろう。 休日の接待ゴルフも、残業も一生懸命やったほうがいい。 そういうことを | この本では、後半生について、さらにこう言っている。 「本当にやらなければならないことは、実はそんなに多くはない。 煎じ詰めていけば、夫婦2人でそこそこ | 2008-04-18 |
まず、不要なものは捨てるという方針を出して、 どんどん片づけていくと、 案外短時間で部屋の中はきれいになる。 心の中の掃除も同じようなことが言える。 | 心の整理、掃除は、したいと思う。 もういらなくなった怒りや、恥ずかしい出来事、 誰かに対するよくない感情、不満や不信感… 捨てられたらどんなにすっきりする | 2008-01-18 |
いけないのは、いろいろとわるいところを 探し出してきては気に病むことだ。 足が痛いとか、夜眠れない、食欲がない、 こんな症状から、いろいろと病気を考え出し | これは、人生の後半を生きていく上での 健康への心構えであると、著者は言っています。 そして、健康にこだわるあまり、 あれもこれもダメ、こうしなくては、 | 2008-01-16 |