■今日の「おすすめ本」■
2014年11月10日
- タイトル
- ほめる達人は人生の達人
- 著者
- 有本 隆
- 出版社
- グラフ社 (2004/06)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
いうことで、ほめテクニック、いろいろな角度からのほめる意味、
心理などを、すっきりまとめて教えてくれます。
著者は、こう言っています。
「人生の勝算を得るためには、なにが必要でしょうか。
それは、認めること、称賛することです。
人間にはほめられるべきところが、誰にでも備わっています。
それを発見し、表現する力をつけることは、誰かに勇気を
与えることです。(略)
人をほめることは、幸福や幸運をつかむことです。
誰かをほめて喜ばれると、ほめられた方も、ほめてくれた人に
喜んでもらおうという気持ちになります。
ほめることは、人間関係を大切にすることであり、幸運や幸福を
招くことです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎ほめる基礎知識
8つのほめる基礎知識
◎ほめる心理
16のほめる心理
◎ほめるテクニック
14のほめるテクニック
◎ほめたい人
12人のほめたい人
この本を読んで、積極的にほめたいと思うかどうかは別にして、
ほめたい人という項目の中に、「12人のほめたい人」が
まとめて書かれています。
例えば、
●嫌われている人は、目に見えない役割を担っているから、
「嫌われている人」をほめよ
●反対する人こそ、大きな力となるので、
「反対する人」をほめよ
●ばかげたことは、続けていると偉業に変わるので、
「ばかげたことをしている人」をほめよ
と、そのほめ方と効用が書かれています。
なるほど、こんな考え方もあるのかと思いました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
ほめる着眼の1つは、その人が「継続」してやっていることです。 どんなにばかばかしく思えるようなことでも、何年も続けて やっていれば、その人が得られないものを | その人が、コツコツと努力し継続してやっていることは、 勉強でも、仕事でも趣味でも、ちゃんと認めてあげること… これはとても大事なことだということです。 さ | 2012-03-19 |
誰かをほめて喜ばれると、ほめられた方も、 ほめてくれた人に喜んでもらおうという気持ちになります。 ほめてくれた人のために力になろうとします。 そんな人が増 | ほめたくても、ほめることができない… ほめるところがない…なんてことも正直あります。 この本では、しかし、「こんな人もほめよう」 ということで、12人の人 | 2009-12-10 |
嫌われている人は、 目に見えない役割を担っている。(略) 職場でも家庭でも、あるいはもっと大きな団体、 地域、自治体、国家であっても、共通の敵を設定す | 例えば、職場で、 「仕事が本当にできない!」 「なにをやっているかわからない」 と回りからぶつぶつと言われる人、 友人同士の間で、 「なにを言っても、 | 2009-10-05 |
誰かが目立つのは、たくさんの目立たない人がいるからです。 目立たずに、やるべきことを確実にこなし、 花を持たせてくれるからです。 それを知っている人は、 | 目立つ人がいて、目立たない人がいる。 目立つことが好きな人もいれば、 目立たないことが好きな人もいる。 目立たなければイヤだという人もいれば、 目立たな | 2009-10-01 |