■今日の「おすすめ本」■
2014年11月21日
- タイトル
- 考え方と生き方を変える10の法則
- 著者
- ビル オハンロン
- 出版社
- 主婦の友社 (2000/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者が、「原因をあれこれと考えるより、まずは、解決を」と
いうことで、解決志向型アプローチで問題に立ち向かい、状況を
変えていく方法、ヒントなどを具体的に教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「「ジミーが怒りっぽいのは、自分に自信が持てないから」
「出会いがないのは、私が引っ込み思案だから」
「性生活がうまくいかないのは、性的虐待を受けたから」
「彼女は失読症だ。うまく読み書きできないのはそのせいだ」
だが、失読症だったのに成人して作家として成功した人はいる
し、引っ込み思案だったのに俳優や講師になった人も、性的
虐待を受けても満足のいく性生活を送っている人もいる。
彼らは、心理学的原因分析に人生の方向を決めさせなかった。
起こってしまった問題の原因ばかり追及するのではなく、まず
解決策を探して行動する《解決策志向型アプローチ》で問題に
立ち向かい、状況を変えるために何ができるかを考え、それを
実行していくことが大切、まずは、それから」
例えば、「考え方と生き方を変える法則」では、
「成功するパターを見つける」ことが大切で、そのために、
1.「問題が起きそうで起きなかったのはどんなとき?」
2.「問題が終わりに向うのはどんなとき?」
3.「間違った状況でうまくいった解決パターンを利用する」
4.「問題がそれ以上悪化しないのはなぜ?」
と、逆から見てみるといいそうです。
「なるほど、そんな見方もあるな、解決方法もあるんだ」と、
とても参考になることが多く、具体的なので実行もできます。
いつも頭であれこれと原因を考えて「だから出来ない」と結論
をだし、結局何もしないより、まずは行動を起こすことが大切
だとわかりました。できれば、楽しんで。
おすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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24年以上、夫婦セラピーをおこなってきていえるのは、 これまで結婚や夫婦関係について見聞きした不和の多くが、 カップル双方、またはどちらか一方がちょっと冷静 | 夫婦関係だけでなく、親、子ども、友人、仕事場でも、 口論になるときのパターンは、似通っているといわれている。 人には、ここを押されると、これを刺激されると、 | 2010-06-16 |
問題を解決する簡単で効果的な方法は、問題と 比較的楽に関わることができた時のことを思い出して、 そのときとった行動を今度は意識的にやってみることだ。(略) | この本では、いろいろな角度から、問題解決法を探っていき、 それを試してみようと提案しています。 例えば、具体的にこんなことをしてみたらどうかと言っています。 | 2010-06-09 |
同じことを何度もくりかえして、 違う結果を期待するなんてばかげている。 なにかがうまくいかないと、私たちは同じことを、 今度はもっと熱心に、集中してや | 人は、自分のやり方にとてもこだわりがあって、 そのやり方から、なかなか離れることができないらしい。 自分を振り返ってみても、同じ結果ばかりでて、 「な | 2010-06-07 |