■今日の「おすすめ本」■
2015年1月15日
- タイトル
- 「疲れがなかなかとれない」と思ったとき読む本
- 著者
- 姫野 友美
- 出版社
- 青春出版社 (2005/05)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
教えてくれる、疲れ対処方法。
厚生労働省が行ったアンケートでは、疲労を感じている人が、6割
強(3人に2人)もいて、「身体の疲れ」だけではなくて、集中力
が低下した、やる気がでないといった「心の疲れも」も訴えている
そうです。特に、最近では、寝ても疲れがとれない「慢性疲労」の
症状も増えているとか。
でも、この「疲れ」実は、とても大切な体からの声だと言うことで
す。著者はこんなふうに言っています。
「みなさんは「疲れるのは悪いこと」と思っていませんか。
できたら、チャーリーズ・エンジェルやターミネーターのように
“疲れを知らない”身体だったらいいなぁ、なんて思っていませ
んか。
でも、疲れなかったら大変。あなたの体は、ある日バッタリなん
てことにもなりかねません。なぜなら「疲れ」は、体が発して
いる重要なサインだからです。つまり、これ以上動くと体の機能
がおかしくなりますよ、という警告なのです。(略)
「疲れ」はストップサイン。だから、悪いものではありません」
そんな、疲れに対する様々のことを教えてくれる本です。
例えば、こんなことが書かれています。
1.なぜ、休んでも疲れがとれないのか
・“体”ではなく“脳”が疲れていませんか
・「疲れやすい人」の負のサイクル
2.「ストレス発散」が上手い人、下手な人の違い
・「疲れのサイン」は、その人の弱いところに表れる
・心の疲れが体に表れる意外なメカニズム
3.“今までの気持ち”をラクにする魔法の習慣
・疲れたときこそ、変われるチャンス
・相手に振り回されてるいつものパターン気づく
4.ポジティブエネルギーをゆっくり貯めるヒント
・細胞から元気になる上手なサプリメントのとり方
・深く眠れない人への8つの処方箋
5.“ココロとカラダ”がすっきりする幸せになるプログラム
・2週間で「新しい自分」に生まれ変われる
・“幸せ脳”を育てる新生活のすすめ
疲れを取る方法だけでなくて、その仕組みなどもわかり、楽しく、
実践的な本です。
「どんなに休んでも、疲れがとれなくて…」
「朝起きても、身体がだるくて動けないんです…」なんて方は、
読んでみると発見があると思いますよ。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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幸せプログラムを作動させるキー(鍵)は、 《脳内神経伝達物質》です。 これらは、私たちに快感を起こさせる作用があり、 新しいニューロン(脳細胞)の産生を促 | 例えば、仮にミスを指摘されても、 「早めに気がついてよかった、今度は失敗しないぞ」 と前向きに思えば、ノルアドレナリンがアップして、 気分を変えることがで | 2014-04-11 |
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が 大切にしている言葉があります。 「心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変わ | この本によれば、これは医学的にも正しいことなのだそうだ。 「心の状態を変えると、脳の特定の領域に新しい遺伝子が 出現したり、細胞が新生してきて神経伝達 | 2007-08-25 |
仕事でも家事でも、やることがいっぱいあると、 どれから手をつけていいのかパニックになることがあります。 どの場合でも優先順位はありますが、そんなときは、 | まさに、この通りだなぁと、最近実感している。 そして、簡単なものを先にすることを実施している。 難しいことに先に取り組もうとすると、 取りかかるまで時 | 2007-07-28 |
脳の中には100億個以上のニューロン(脳細胞)が あるといわれており、ニューロンから次のニューロンに 神経伝達物質が伝わることで情報が伝わっていきます。 | つまり、ニューロン(脳細胞)は、大人になっても成長し、 そして新しく生まれ変わっているので、 「脳細胞を活性化させよう、新しくしよう」 ということです。 | 2007-07-17 |