■今日の「おすすめ本」■
2015年4月28日
- タイトル
- 大切なことに気づく24の物語
- 著者
- 中山和義
- 出版社
- フォレスト出版 (2007/7/6)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
セミナーや友人から聞いた物語をもとに書き起こした、感動する
24の物語。
人生をより良くする「ヒント」や「習慣」が満載で、
「人生を成長させてくれる物語」
「夢や仕事に情熱を与えてくれる物語」
「人生と人間関係を変えてくれる物語」
「家族、友人の大切さを教えてくれる物語」
の4つの構成で紹介されています。
例えば、こんな話が書かれています。
「ベストセラーになった「笑顔があれば」(中経出版)の著者、
福田純子さんの話をセミナーで聞くことができました。
福田さんは現在、アナウンサーとしても活躍されていますが、
入社したばかりの頃、先輩のアナウンサーから、
「暗い声ね、アナウンサーに向いてないんじゃないの…」
と、いつも言われて落ち込んでいました。
アナウンサーを辞めようかと真剣に悩んだそうですが、反対に、
声をカバーするために、どんなときでも笑顔をたやさないように
決心します。
その後、大活躍するようになってある人に、
「あなたはアナウンサーで人気があって、お金もいっぱい稼いで
いる。楽しいことばかりだからいつも笑っていられる。
私には嫌なことばかり起こるから、あなたのように笑っていら
れない」と言われたそうです。
「笑っているからいいことがあるんです。
私は不幸だ、つまらない人間だと愚痴を言わないで幸せという
言葉を口ぐせにしましょう。幸せの文字の中に辛いという文字
があるのに気がつきましたか?」
と答えました。」
とてもシンプルにいい話がまとめられています。短めで、読みやす
い構成になっているので、本を読むのが苦手という方にもおすすめ
です。心に残るお話に出会えると思います。