■今日の「おすすめ本」■
2015年10月20日
- タイトル
- 僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した。
- 著者
- 小倉広
- 出版社
- WAVE出版 (2012/7/24)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
今の仕事の苦しさから抜けだし心の平穏を得て、生き生きと生きて
いくための言葉20を教えてくれる本。
著者は、現在もこのような心持ちで仕事に取り組んでいるそうです。
「仕事がうまくいかずに思い悩み、手が止まったときに自分に
話しかけます。
「それは暇な証拠だ」「今を一生懸命生きていないからだ」と。
そして、とにかく「今」に集中します。
ペンで字を書くなら、ペン先の感覚に意識を集中してみます。
パソコンで文字を打ち込むなら、キーのタッチに意識を集中して
みます。すると、後先の心配事などが後景に退き始めます。
そして「今」やるべきことのみに全力を注げるようになるのです。
そのとき、僕の心は静まり、苦しみは消えていきます。
そして、何をすればいいのか、という道筋が見えてくるのです」
例えば、こんな言葉が書かれています。
●目の前の《鉛》を掘りなさい
●ダメな自分でいいじゃないか
●良くなろうと悩んでいる、それだけで尊い
●誰ひとり賛同してくれなくても、己の信念だけを見よ
●「してあげたのに」は狭量の証拠
●一隅を照らすものでありたい。
どんなに小さいみじめな一隅でも
自分の経験話しを事例として取り上げていて、その体験時に得た、
言葉がまとめられています。やや自慢話に思えるようなところも
ありなので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
でも20言葉は、いいことばが多いので、今仕事で行き詰まって
いる方は、読んでみることおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「ご恩は当人に返さなくていい。 社会に返せばいいのです」 時間をさかのぼることはできない。 あの頃にはもう戻れない。 でも今からでもできること | 私には、今になってお礼を言いたい、 感謝の気持ちを伝えたい、そんな方が何人もいます。 でももう、その方と連絡がつかない、会えないことも多いのです。 もう亡 | 2015-09-28 |
学ばない者は人のせいにする 学びつつある者は自分のせいにする。 学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。 僕は学び続ける人間でいたい。 | 小倉さんは、この言葉について、 次のようにまとめています。 「三浦氏はこう続けます。 「学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない」 そうです。 | 2015-06-08 |
「悪いことをなくそうとすると、いいことも起きなくなるぞ」 そう言いながら、椅子に深く腰掛け直して、 先輩はこう続けました。 「禍福(かふく)はあざなえ | 先輩にこう教わり、小倉さんはこう思ったそうです。 「確かに厄年を中心としたここ数年。 なんだかよくないことばかりが続いているような気がします。 し | 2014-04-21 |
かけた情けは水に流せ 受けた恩は石に刻め 「してあげたのに…」は、 狭量の証拠。 | これは、逆になりがちですよね~こんなふうに… かけた情けは石に刻み、 受けた恩は水に流す… 人は、自分がやってあげたことは、 しっかりと覚えてい | 2014-04-15 |
辛いことが多いのは感謝を知らないからだ 苦しいことが多いのは自分に甘えがあるからだ 悲しいことが多いのは自分のことしか分からないからだ 心配することが多い | 「5つの自戒」を見て、 なるほど、そうかもしれないなぁと思いました。 特に、今の私には、 「苦しいことが多いのは自分に甘えがあるからだ」 「行き詰ま | 2014-04-14 |