■今日の「おすすめ本」■
2016年3月17日
- タイトル
- 脳が変わる生き方
- 著者
- 茂木 健一郎
- 出版社
- PHP研究所 (2013/5/1)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ヒントを教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「われわれは、それぞれが1個の脳を持って生きていますが、
取り扱い説明書なんて、誰も読んだことがありません。
取り扱い説明書もなしに、われわれは日々、自分の脳を使って
いる。逆に言えば、いかに素晴らしい可能性に気づかないで
生きているか、ということでもあります。
断言しますけれども、例えば、生まれつき「英語が苦手な脳」
は、存在しません。学ぶ方法をまだ見つけていないだけのこと
です。
「人間関係が苦手な脳」もない。
それまでの人生で、たまたまそういう状態になってしまって
いる、ただ、それだけの話しです。
本当にもったいないことだと思います」
ということで、脳の持つ可能性についても教えてくれます。
例えば、こんなことが書かれています。
○脳には、変わることを支える力がある
○人間が変わるときは一瞬、サナギになる
○変わるための最高の方法は感動
○異質は人ほと、自分を知るよい鏡
○落第は「自分の強み」を知るチャンス
○他人の心は本当はわからない
○みんなが人生を「質入れ」している
○落語の下から目線
○とにかく出力してみる
○昔の自分より偉くなったと思わない
発見があり、面白く読めます。ただ、著者の本をすでに何冊か
読んでいる方には、新規性に欠けると思います。
事例も多く話しはわかりやすいので、本を読むのが苦手という
方にもおすすめできる一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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どこに行ったら幸せになれるかなんて、 わかるはずがありません。 何の仕事が自分に向いているかなんて、わかるはずがない。 これが、脳科学を15年やっていて、 | さらに、茂木さんは、 「「自分を決めつけるな」「相手も決めつけるな」 決めつけた瞬間に、固定化されてしまうから。 いろいろと勉強して、知識も身につけな | 2014-04-10 |
昔、本居宣長のところに松坂の商人がやってきて、 宣長と源氏物語を購読していて、こう言った。 「先生、世の中にはいろいろな快楽がありますが、 学ぶこと | 私も学ぶことが大好きです。 えっ、そうだったの!と単純に感心したり、 なるほどそうか、だから、私はこう思ったんだ、と、 自分のことがわかったり、考えに納得 | 2013-11-12 |
グーグルに、エリック・シュミットというCEOがいます。 「プロフェッショナル仕事の流儀」のインタビューでお会いしました。 彼は、会議をするときに、自分が何か | 人は、意見を聞くのが苦手ということはよく言われています。 とくに、耳に痛い話しや、自分の意見への反論を聞くことは、 自分が否定されたような気持ちになるので、 | 2013-11-11 |