■今日の「おすすめ本」■
2016年2月2日
- タイトル
- 恋愛依存症
- 著者
- 伊東 明
- 出版社
- KKベストセラーズ
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「なぜ苦しむのか」「なぜ苦しみの泥沼から抜け出せないのか」
「なぜいつも同じような苦しいパターンにはまるのか」
「どうすれば苦しみから抜け出せるのか」
を心理学的な視点中心に書かれています。
もし、あなたが相手から受けた苦痛に対して、常に
「…でも、本当はいい人なの」「本当は、寂しいやつなんだよ」とか、
「私がなんとか彼を救ってみせる」「あいつをおれの手でなんとか
立ち直らせたい」などと、
思っているような方なら、ぜひ一読を。
「恋愛依存症の愛」というのは、ほとんどの場合において、当事者
以外からは「やめた方がいい」と思われるものだそうで、こうして
止められて、ますます深みにはまり、周りとの壁を築き、悪循環に
知らずにはまっていくようです。
その恋愛依存症には4つのタイプがあるという。
1.ひどい相手(加害者)と被害者が実は心の奥底で互いに必要と
している「共依存」
2.恋人との親密な関係を避ける「回避依存」
3.常に、刺激的で、興奮のある恋愛を求める「ロマンス依存」
4.セックスをせずにはおれない「セックス依存」
このタイプの依存症の分析とどうやってその悪循環から抜け出すか…
などが、事例を通して書かれています。
誰しも多少は依存症的側面を持っていると思います。事例を読むと
他人事でないことにも気が付きます。
ゆっくり読まれることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
誰にでもある独自の恋愛パターン恋愛経験を重ねたり、カウンセリング的な感覚で過去の恋愛や自分自身の内面を探ることにより、必ずやあなたの恋愛パターンは見えてくる。な | いつも同じ「恋愛パターン」を繰り返している友人がいた。なぜか、「君とは結婚しない」と言われてしまう、結婚まではたどり着けないというパターンだ。(友人は、スラリと | 2004-10-01 |