■今日の「おすすめ本」■
2016年6月14日
- タイトル
- 「器が小さい人」にならないための50の行動
- 著者
- 西多昌規
- 出版社
- 草思社 (2011/8/9)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
心理学から、自分の「器」を大きくする考えたかた、方法などを
50教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「人間は脳の処理能力が落ちてくれると、同時にあれこれ起こる
事に対処できなくなります。感情的にキレやすくなり、精神的
にもテンパった状態が続きつらくなります。
いわば人の「器」とは脳のキャパシティで決まるのです。
ですから、脳の処理能力を、感情の処理能力を高めることで
いくらでも「器」を広げることができると、私は思うのです。
「器」は、ちゃんとした知識と努力で、小さくなることを
防げるのです。
本書で紹介する50の項目を心がけて実践していくことで、
心にも体にも余裕が生まれます。
面と向かって「器が大きい」とは言われないかもしれませんが
まわりからひそかに尊敬される人物になる…可能性が、読ま
ないよりもうんと高くなるでしょう」
例えば、こんなことが書かれています。
◎余裕がなさ過ぎる人は脳の使い過ぎに注意
◎キレにくい脳をつくる「逆転学習」
◎「捨てられない人」はワーキングメモリが低下する
◎「性格だから…」とあきらめない
◎失敗と挫折の記憶を脳にくっきり刻み込む
◎前向きな友人とつきあう
◎イライラが爆発しそうなときは鏡を見る
◎焦ってきたら、話し方を「ゆっくり、はっきり」と意識
◎睡眠不足は人の器を小さくする元凶
◎人間関係の「車間距離」を保つ
むずかしい本ではありませんが、少し読むのに、力がいる本だ
というのが私の印象です。おそらくそれは、脳の専門用語が
たくさんでてくるので、なかなかそれが覚えられないという
事に原因があるのかもしれません。
しかしながら、じっくり読むと脳の働きがよくわかりますし、
これから脳のために参考になることがわかると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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