■今日の「おすすめ本」■
2016年6月9日
- タイトル
- 人を動かす
- 著者
- D・カーネギー
- 出版社
- 創元社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
コミュニケーションについて学び、この「人を動かす」を書く
ことになります。
この本は、一朝一夕に、頭で書かれた本ではなく、15年にわたる
著者の実践や日々の研究から生まれてきたものです。
多くの自己啓発本、成功本の原点ともなっています。
著者は人を動かす秘訣は、この世にただ1つしかないと言います。
その秘訣とは、
「みずから動き出したくなる気を起こさせること」
以外になく、そのために、何かをやらせようとするなら、
「どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることが
できるか?」
ということを、口を開く前に考え、そしてさらに、
「常に相手の立場に身を置き、相手の立場からものごとを考える」
だと言っています。
例えば、こんなことが書かれています。
1.人を動かす原理
2.人に好かれる法6
3.人を説得する法12
4.人を矯正する法9
5.奇跡的効果をおさめる手紙
6.家庭を幸福にする法7
何度読み返してみても得るところがあり、なるほどと思い、やって
みよう、と思わせてくれる本だと思います。ぐいぐいと引きつけ
られて、どんどん読み、いつの間にか読み終えてしまいます。
第一版が昭和33年で、それ以前に書かれている本なので、事例
こそ古いですが、とても説得力ある事例が多く、今読んでも楽しく
参考になるものばかりです。
一読することを、強くおすすめしたい一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人を説得して何かやらせようと思えば、 口をひらくまえに、まず自分にたずねてみることだ。 「どうすれば、そうしたくなる気持ちを 相手に起こさせるこ | また、自動車王ヘンリー・フォードが 人間関係について語ったことばも書かれていました。 「成功に秘訣というものがあるとすれば、 それは、他人の立場を理 | 2018-01-31 |
人にきらわれたり、陰で笑われたり、軽蔑されたり したかったら、次の条件を守るにかぎる。 一、相手の話を、決して長くは聞かないこと 一、始終自分のことだ | この条項を、知らずに実行している自分がいる。 じっくりと相手の話を聞く、それも、 相手の話をさえぎらずに、最後まで聞くことは、 やってみると、なかなかむず | 2007-07-08 |
口論や悪感情を消滅させ、相手に善意をもたせて、 あなたの言うことを、おとなしく聞かせる 魔法の文句を披露しよう… 「あなたがそう思うのは、もっともです | 「なるほど…あなたがそう思うのは、もっともです。 もし私があなただったら、やはり、そう思うでしょう」 こう実際に口に出すには、思ったより努力がいる。 | 2007-06-25 |
死ぬまで他人に恨まれたい方は 人を辛辣に批判してさえおればよい。 その批判が当たっていればいればいるほど、 効果はてきめんだ。 | カーネギーは、こんなふうにも言っている。 どんな批判も前向きに伝えることもできれば、 否定的に伝えることもできる、と。 批判の仕方は難しい。 思った | 2002-12-09 |