■今日の「おすすめ本」■
2016年6月8日
- タイトル
- しあわせの雑学
- 著者
- 近藤 勝重
- 出版社
- 幻冬舎 (2005/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
さりげなく、ゆったりとしたお話をして52ほどしてくれる本。
スローライフのすすめでもあります。
著者は、しあわせについてこんなことを言っています。
「幸せは量れるものではありません。
どう受け止めるか、幸福感は それぞれの感受性にゆだねられ
るものでしょう。
それでは、ぼくの幸福感はどうなのかといいますと、「無事」、
すなわち事がないこと、すべてはそこからという思いが強く
あります。
そして、大人になるとなかなか「やった!」と思わないもの
ですが、会議がうまくいった、夕食のおかずがよくできた、
趣味の絵がうまく描けた、そんなことでもちゃんと「ああ、
よかった」って 心に留めておいてください。
その気持ちとともに明日が迎えられるということ、それが
幸せなのだと思います」
日々の「無事」と、「小さなやったの満足感」そんなことが
心豊かに生きていくためには、大切なのかもしれませんね。
例えば、こんなことが書かれています。
1.生き方に迷ったとき
・やっとの思いを取り戻しませんか
・お天道様が見ています
2.人にやさしくなりたいとき
・たった3つの言葉で夫婦円満
・けんかの仲直りには静かな声
3.職場で生きる力がほしいとき
・「思えば思われる」のが人間関係
・人間関係のストレスを一晩で撃退する方法
4.心が疲れているとき
・あなたの災いと福の数は決まっている
・幸せになりたい!それならまずいい顔、いい表情を
5.言葉で幸せになりたいとき
・相手を思う気持ちがあれば、あなたの言葉は美しい
・大人がカギを握る「やばい」の日本語
6.健康になる知恵を得たいとき
・朝が来るってじつはすごく幸せなことなのですよ
・「一日一快」こんなことしてみませんか
7.おいしく食べてしあわせになりたいとき
8.上手に年をとりたいとき
ちょっと、ホッとしたいとき、心がすーすーするときなど、
手にとって読んでみてください。心に引っかかる何かが
きっとあると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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相手を思う気持ちがあれば、あなたの言葉は美しい。 藤原審爾(しんじ)氏のエッセイ集「一人はうまからず」に 収められていた話を紹介させてください。 | この本では、さらにこう言っています。 「名文、美辞麗句ばかりが「美しい言葉」だとは思いません。 言葉は相手と自分の間にあるものです。 心がこもっていれ | 2010-01-20 |
「やばい」という言葉があります。 ある状態を外から見て、例えば車が猛スピードで 走ってくるのを見て「危ない」=「やばい」。 ところが、今の子は自分の心情を | ああ、その通りだなぁ…自分が、 認められないと思う言葉は使わない、 残したくない言葉は使わない、 気恥ずかしくなる言葉は使わない、 そして、できるだけ美 | 2010-01-18 |