■今日の「おすすめ本」■
2016年5月31日
- タイトル
- 頭にガツンと一撃
- 著者
- ロジャー・フォン・イーク
- 出版社
- 新潮社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「頭をほぐそう、創造的になろう」という
研修セミナーテキストが基になっているとか。
著者は、こう言っています。
「私たちはみな(略)、ときおり頭をガツンとやられる必要がある。
こうしてはじめて、習慣的な思考形態から、
解放され、問題を考えなおすことを強いられ、新たな
疑問を感じて、他の正しい解答を引き出す可能性が生まれる」
「私たちはたいてい、思考を現状の枠内に閉じこめ、
「似たり寄ったりの」
考え方しかできないような姿勢をとっている」
「頭のこわばり(メンタル・ロック)」の10種類があると言う。
1.正解は唯1つ
2.それは論理的ではない
3.ルールに従え
4.現実的に考えよ
5.曖昧さをさけよ
6.間違えてはいけない
7.遊びは軽薄だ
8.それは私の専門外だ
9.ばかげたことをかんがえるな
10. 私には想像力がない
この考え方から抜け出せない限り、想像力の甘美な
ほとばしりを期待することはむずかしいそうです。
こんなこわばりから、どうやって抜け出すか…
詳しくはこの本で。読んで楽しい本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
ヒットを打とうと思えば、 打ちそこないも覚悟しなければならない。 これが人生ゲームの進め方である。 | あの天才バッターイチロー選手だって、 3割5分1厘(2007年成績)で、 10本中、約6.5本は打ち損じがある。 またかのマイケル・ジョーダン選手も、 | 2007-10-22 |
「頭にガツンと一撃」を くらわないことには、 私たちは 「似たりよったり」の考え方をさせる 前提から抜け出せないことがある。 私たちはみな、(略) | その通りだと思う… 私など、ガツンとくらわないと、 発想の転換ができないことが多い。 また、偏見から抜け出せないことも多い。 気づかないこともある。 | 2005-06-13 |