■今日の「おすすめ本」■
2016年5月26日
- タイトル
- あなたが変わるまで、わたしはあきらめない: 努力する心の育て方
- 著者
- 井村 雅代(著), 松瀬 学(著)
- 出版社
- 光文社 (2012/6/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
(2016年現在)指導者としての心構えや指導方法、さらには、
生き方などを語り尽くしている本。
井村さんは、こう言っています。
「私は、努力できる能力のことを「心の才能」と言っています。
才能は才能でも、いろんな才能がある。
脚が長いとか、やわらかいとか、音感がいいとか、いろいろ
あるけれど、一番大切なのは心の才能です。
何かをやろうとして、うまくいかないときがある。
そんなとき、才能がないとか、向いていないとか嘆く選手が
いる。それはちがう。
努力が足りないんだから、もっと努力しよう、と単純に
考えて行動に移さなくてはならない。
それが心の才能です。
だから心の才能が一番大切だって言うんです」
例えば、こんなことが書かれています。
○文句を言っているうちは、まだ余力がある
○ピントはずれの一生懸命は意味がない
○花で散らんでよろし
○わかりやすい指導者であることを心がける
○大切なのは「自分は人の道に外れることをしているのか?」
と問うこと
○リーダーはリーダーに徹する
○うまくいかないのがフツーです
○「お愛想笑い」と「あいさつ」と「ありがとう」でチームを
変える
○本気で叱る
○子どもに損をさせてませんか?
圧倒的な熱意、強い意志、指導者としてぶれない哲学など、
とても心に迫ってきます。また、自分の半端さがわかり、
もっとやらねば、なんて元気をもらえる本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
ネガティブな大人が増えてますよね。 「目標に向かってがんばれ」 と子どもに言っておきながら、 「でもオマエ、それで将来生活できるの?」 と夢をへし折 | 最近は、 ネガティブになりがちだと自覚しています。 なかなかね~明るい気持ちになれなくて…(泣) 情報番組などを見ると暗い気持ちにもなるし…ね。 で | 2020-05-11 |
中国チームで人気のある、顧貝貝は大ベテランだから、 悪い癖がしみこんでいるんです。 それがとれへんわけです。 下手な子ほど、若い子ほど、ころころ変わっ | 井村さんは、はっきりとこう言ったそうです。 「自分が下手なのに、自分を変える勇気を持たないで 上手になりたいなんて、そりゃ無理や。 自分の感覚を変えな | 2017-03-29 |
無理して寝ようと思っても、目が冴えるときってありますよね。 寝られないってすごく苦しいでしょ、つらいでしょ。 わたし、寝られなかったら、寝ないのね。 | なかなか寝られないときってありますよね。 頭の中で、いろいろなことがぐるぐると回って目が冴え、 そしてますます眠れなくなり、気になってしまう… そのと | 2017-01-13 |
自分が前向きなら、前向きなものが見える。 下を向いていたら、下にあるものしか見えない。 自分の中に引きこもっていたら、 そこしか見えないんです。 | 井村さんは、選手たちに 「泣いたって解決にならへん。 そんなんで強くはならへん。 泣くのは時間の無駄や。 疲れるだけや」 と言うそうです | 2016-05-17 |