■今日の「おすすめ本」■
2016年9月27日
- タイトル
- 学び続ける力
- 著者
- 池上 彰
- 出版社
- 講談社 (2013/1/18)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
学ぶ楽しさ、勉強の喜び、現代人の教養などについていろいろな
角度から教えてくれる本。
池上さんは、「勉強をやめないコツ」としてこう言っています。
「語学は目標をつくって頑張るのが一番です。私の場合も、忙しい
中でも英語の勉強をやめなくてすんだコツのひとつは、目標を
決めていたからでした。
二つ目は、勉強してすぐに効果がでなくても、「どうしてなん
だろう」と焦らなかったことです。語学の上達は階段を登る
ようなもの。階段には踊り場があって、ずっとやっていても、
全然効果がないと思っていると、あるとき突然ポンと効果が
出て、一段階段を上がる。そういうものだと聞いていたので、
焦らなかったのです。
あるときふと気がつくと、前よりしゃべれるようになっていたり
聴き取れるようになったりしていたということです。
そうなると楽しくなってきますから、またコツコツと続ける
ことができました」
その他、こんなことが書かれています。
1.学ぶことは楽しい
2.大学で教えることになった
3.身につけたい力
4.読書の楽しさ
5.学ぶことは生きること
学ぶことを、まずは学びたいと言う方におすすめの一冊。
今本を読むと、池上さんの勉強量のすごさがわかります。
そして、勉強や学びを続けるコツや楽しさも。
私も、勉強するぞ、学ぶぞと、力をいただきました(笑)
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「この時代にわざわざ本を読む理由は?」 という人もいます。 しかし、私は、こう思うのです。 ネットでバラバラに得た知識では、 前後関係や因果関係がわ | ちょっと前に、新聞を読む効用について書きましたが、今回は本。 池上さんは、本の効用についてこう言っています。 「ネットで得られる情報は、玉石混淆(ぎょく | 2014-05-30 |
ネットでニュースはチェックしているから十分、 という考え方もあるでしょう。 けれども、なぜネットでなく紙の新聞にこだわるかには、 訳があります。 ネ | さらに、池上さんは、こんなことも言っておられます。 「あるITの専門家が、これからは、誰でも検索すれば、 リアルタイムで最新の情報が手に入るのだから、 | 2014-05-12 |
「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」 との言葉もあります。 常に学び続けなければなりません。と同時に、 「すぐには役に立たないこと」を 学ん | この本の中に、池上さんのお父様の話が書かれています。 「私の父は明治の生まれ。当時は大学卒などほとんどない時代 でしたから、当然のことながら大学には縁 | 2014-05-09 |