ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2016年12月6日

 
タイトル
「他人の目」を気にせずに生きる技術
著者
諸富 祥彦
出版社
大和出版 (2003/06)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
自称、時代の精神(ニヒリズム)と闘う心理カウンセラーの著者が
他人の目を気にせずに生きる生き方、自分らしく生きる技術を教え
てくれる本です。

著者はこう言っています。
「あなたを救える人は、あなただけです。
 あなたがあなた自身を変えようとする決意を持ち続ける限り、
 あなたの前には無数の援助者が現れてくることでしょう。
 あなたが、自分は自分の人生を生きるほかないと決意し、それに
 伴う孤独を引き受けたとき、あなたの目には、同じように自分ら 
 しく行きようと孤独を引き受けて生きている無数の人々の、イキ 
 イキトとした姿が飛び込んでくることでしょう。
 その瞬間から、あなたの孤独は、もう孤立無援の孤独ではなくな 
 ります。(略)

 私の人生の主人公は私。私は私。あなたはあなた。他の人の目な 
 ど気にしていられない。自分のなすべきことをやりとげるために
 他人にどう思われようときにしない」と心の中で宣言する。
 心の中で1日に何度も、キッパリと言い切ることが大切です。」

著者は、「孤独力」ということを言っています。
孤独や一人になることは、生きていく上でなにより大切な時間で
あると言っています。

孤独や、一人になることを、ただいたずらに恐れず、不安がらずに
自分をしっかりと見すえ、現状を見すえ、自分を持ち、自分と付き
合いそして他人とも付き合うことをわかりやすく教えてくれてます。

やり方(技術)が少し一方的なところもあり、それはどうかな…と
思う部分もありますが、考え方や心理などはよくわかります。
じっくりと読んでみると、得るところが大きな本だと思います。
この本からのことば 感想 掲載日
私は、私たちに最も力を与えてくれる視点は、 「“自分はいつ死ぬかわからない”という動かしようの  ない事実をたえず思い出しながら生きること」 だと考えてい この本によると、哲学者のハイデッガーは、 このことについて、こう言っているそうです。 「人間は現実生活からこの「死」というものを  覆い隠すことによっ 2007-12-17
他の人は何を言おうと、 あなたの人生の責任をとってくれることはない。 人は、あなたが思うほど、他人のことに関心がない。 あなたが人を嫌うことがあるよう 私も、まったくそう思う。 「自分の人生は、自分で責任を持つ」 これが、生きる基本姿勢なんだと思う。 環境が悪い、両親の育て方が悪かった、 伴侶が悪い 2007-03-14
いつも“何かのため”“誰かのため”と 忙しく過ごすことが充実した人生だと 勘違いしてしまいがちです。 そして、そうこうしているうちに、 いったい 自分が何をしたいのか… 何を欲しているのか… などということさえ考える時間も余裕もない 忙しい時代になりつつある。 そして、“何かのため”“誰かのため” 2006-11-24
人に嫌われることがある。 これは、人生でごく当たり前のことです。 ないはずありません。 失敗することもあります。 仲間に嫌われて、孤立することだって 他人に嫌われる、失敗する、 仲間はずれになって孤立する、 これをあまりに恐れすぎると、 生きにくくなっていくと思う。 「他人に嫌われても生きていける 2006-11-14
あなたの親があなたを愛してくれなかった。 それは、たしかに事実かもしれません。 しかし「私は愛されなかった子どもである」 という人生の物語に、自分を縛りつ 自分の幸不幸を、 何かの、誰かのせいにするのは簡単である。 そうしてしまえば、 自分は責任をおわなくてもすむし。 何かの、誰かのせいなことも、たぶん 2006-11-08

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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