ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2016年11月9日

 
タイトル
信じる愛を持っていますか
著者
渡辺和子
出版社
PHP研究所
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
■大地に根をはって生きていくことを教えてくれます■
 やや、女性向け。とてもいい本です。

著者は、シスターでもあり、ノートルダム清心学園の大学学長も
された方で、この本はさまざまな出来事を通して、人生を教えて
くれるとてもいい本です。
私は生き方の参考にしています。

この本の中にこんな一節があります。
「表面に表れない「井戸」を心の奥深くに蔵している時、
 人は美しくなる。
 それは他人に言えない秘密を持って生きるというような 
 ことではない。

 一人ひとりが自分の存在の奥深いところに1つの「聖所」とでも
 呼ぶべきものを持ち、年とともにたいせつに育てていくという
 ことである。

 そこは他の誰にも、親にも、配偶者にも、親友にも、恋人にも
 ふみこませない自分の心の部分であるとともに、どんなに愛し、
 信頼した人から裏切られた時にも、逃れて自分を取り戻し、
 自分を立て直すことのできる場所である。(略)

 美しい人というのは、年とともにこの聖所を自分の中で
 育てていく人であり、他人の聖所に土足で踏みこまない繊細な
 心の持ち主である。

 聖所とは文字通り聖なる犯すべからざる部分であり、
 「自分」と呼ぶものの最後の砦と言ってよいかも知れない」


私はこの、自分の「聖所」という考え方がとても好きです。
これを持っているかどうかで、美しさだけでなくて、人間の
強さも決まるような気がします。

この本には、忘れてはいけない、人間としての尊厳や、
生き方、あり方が、しっかりと書かれています。

じっくりと読まれてみることをおすすめします。
この本からのことば 感想 掲載日
星の王子さまは地球上に何千本と植えられているバラの中に、 自分が星に残して来たのと同じ花を見つけることができなかった。 いぶかる王子にキツネが言う。 「君 手間をかけて、時間をかけて待ってこそ、 そんな中でこそ、愛情は育つと私も思う。 これは、他の人に対してだけでなく、自分に対しても。 そうわかりつつも、 2009-09-21
物質的豊かさのかげに、精神的貧しさが あることが指摘されて久しい。 心豊かに生きるということは、 他から与えられて可能になることではなくて、 自らが誇り 昨日の新聞に、この本の著者の渡辺和子さんの 「愛と幸せに満ちた人生へ」というCD、カセット販売の お知らせが載っていて、久しぶりに、 渡辺さんの本を読み返 2007-03-12
他人にどう見られるか、 他人からどう評価されているかは、 いつも気になることである。(略) 尊敬されれば生きる勇気が与えられ、 反対に軽蔑されたり、 他人の評価はどうしても気になる。 なんだかんだいっても気になる。 しかし、その他人の評価ばかりが 自分の評価でないことを知っておくことも 大切だとい 2006-03-13
自分のみにくさ、傷口から 目をそむけず、 自分にみにくさがあること、 自分が傷ついていることを、 認めることができる人はまた、 他人のみにくさ、 自分のみにくさを知らない人は、 おそらく人のみにくさを嫌うだろう。 自分の傷を認めたくない人は、 おそらく他人の傷も無視するだろう。 自分の弱さ 2005-07-11

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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