ことば探し
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■2021年01月19日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

われわれは無数の異物に囲まれて暮らしている。
そこで生きていくためには、有害な異物や
外敵を排除するだけでなく、無害な存在や
自分の味方になってくれる存在、有益な存在とは
共存関係を築いていかねばならない。


そのため、われわれは
共存すべき存在まで攻撃、排除することに
ブレーキがかかるようにできている。
この仕組みがうまく機能しなくなった状態が
アレルギーともいえる。

異物でない存在、つまり自分や身内と
みなした存在に対して攻撃、排除を抑える
仕組みを「免疫寛容」という。

免疫系が未完成なごく幼い時期に接触した
物質に対しては、異物としてではなく、
自己の一部として受け容れ、
免疫反応(拒絶反応)が起きなくなる。
早い時期から共存していた存在は、
身内とみなされるのである。

一方、いったん免疫系が発達してから
やってきたものは、よそ者とみなされ、
攻撃と排除の対象となる。
心の免疫においても、
同様の仕組みを認めることができる。


出典元 人間アレルギー
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 岡田 尊司

まゆの感想
体の免疫機能(異物を排除して、体を守る)
と同じような仕組みが、心にもあり、
それが人間関係に大きく影響しているそうです。

正常に働いてくれれば、
とてもありがたい免疫機能ですが、それが暴走して、
何でも異物とみなして排除し始めると、命の危機に
結びつく症状を起こします。

コロナでも、サイトカイン
(通常はありがたい免疫機能が過剰反応して、
 体のあちこちに異常症状を起こす)と
いうようなことが問題となっています。

また、昨今話題になりましたが、
欧米でコロナ死者が多いのは、
ネアンデルタール人のDNAが影響している
からではないか、という研究も発表されました。

アジアの一部の人は、そのDNAがなくて、
欧米人には残っていて、そのDNAが、
正常な免疫機能に影響を及ぼし、
免疫機能が、正常に働かなくなっている
ということです。

ずっとずっと昔、
病気から体を守るためにつくられたDNAが
コロナでは、過剰反応や異常反応を起こしてしまう
から、ではないかということです。

このように、本来なら、
自分を守ってくれるはずのものが、
暴走していまうこと、また、
過去には自分を守ってくれたことが、
今は有害になってしまっていることなど、
心にもあるようです。

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