■2015年08月20日の「今日のことば」■

「今日のことば」

お手伝いには、他者への思いやり、気遣いといった
「思い浮かべる力」のトレーニングにもなりますが、
試そうとする力でもひじょうに有効です。（略）

これはある脳科学者の実験ですが、
靴磨きなどの手伝いをするときに、その子に、
「思いを込めてやってごらん」
というと、脳の働きが活性化したそうです。

思いを込めて靴を磨こうと思えば、
ブラシを隅々までていねいにかけたり、
『思い』を込めると同時に工夫もするはずです。

		出典元	わが子を「メシが食える大人」に育てる
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	高濱 正伸

まゆの感想

高濱さんは、子どもにお手伝いさせることは、
「思い浮かべる力」にもなるので、非常に大切といってますが、
そのとき、

○ちゃんとやってくれないと家族みんなが困るというような
　生活のかかった（生活に役立つ）お手伝い　
○ある程度の失敗を織り込み、自分なり工夫させる

ことが大事で、そんなときに、上記の、
「思いを込めてやってごらん」というと、
脳が考え始め活性化し、工夫する率があがるようです。


「思いを込めてやってごらん」は、
大人になった今の自分にも、有効なひと言だと思います。
ついついおざなりになりがちな家人への対応、
周囲の人たちへの配慮、仕事ややるべきごと、
頼まれごと、やりたくないこと、などなど…
そんなとき、自分に言い聞かせて、
思いを込めようと思ったしだいです。

今日一日、何かひとつでもいいから、
「思いを込めてやってみる」のはいかがでしょう？
大人の私たちです、何か楽しい工夫ができるかもしれません（笑）