■2013年10月07日の「今日のことば」■

「今日のことば」

お金ではない。
富とそれがもたらすものは、しょせん、はかないものです。
こんな話しがあります。１９２３年、
イリノイ州シカゴエッジウォーター・ピーチ・ホテルで
世界に名だたる富豪たち数人の会合が開かれました。
参加者はみな、富と権力の紳士録に名が載る面々でした。
当時、彼らは米国の財務省が扱う総額より多くの
お金を動かしていました。
以下は、そのときの参加者の名とその後の消息リストです。

●チャールズ・シュワップ
　独立系では最大のスチール会社社長…破産して死亡
●アーサー・カッテン
　世界有数の小麦投資家…支払い不能に陥り、海外で死亡
●リチャード・ウィットニー
　ニューヨーク証券取引所所長…シンシン刑務所から釈放された
　直後に死亡
●アルバート・フォール
　米国政府閣僚…恩赦によって自宅で死去
●ジェス・リヴォーモア
　ウォール街きっての暴れ者…自殺
●レオン・フレーザー
　国際決済銀行頭取…自殺
●アイヴァー・クリューゲル
　世界最大の専売会社社長…自殺

		出典元	ありきたりの毎日を黄金に変える言葉
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	J. マクスウェル

まゆの感想

「お金ではない」などと、私にはとても言えませんが、
「お金がすべてではない」とは言えると思っています。
どちらかというと、
「お金はあった方がいい、でも、お金がすべてではない」
という感じでしょうか(笑)
周りを見渡しても、
お金に苦労して不幸な方も、お金がなくても幸せな方も、
お金があっても不幸な方も、お金があって幸せな方も、
結構いますから。

さて、今日のことばです。
こんな大富豪達の末路を知っているらしい、ので、
現在の賢い大富豪たちは、富を社会に返していくことも
考えているそうです。
そうしないと、ねたみを買い、必ずや人々やお金の
しっぺ返しがくると知っているからだそうです。

富豪の方が話しておられましたが、
「お金がない方は、３万円の借金で苦しむかも知れないが、
　我々は、３億の借金で苦しむ…借金の苦しみは同じです」

これから生きていくのに、苦労せずにすむほどのお金があり、
その中で、楽しみを見つけ、周りとも仲良く楽しみ、
死ぬときは、きれいになくして逝く…
そんな生き方が理想かな、なんて思ったしだいです。