ことば探し
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■2013年08月27日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
「あとで気づくこともあるよね、
 そしたら、あとからでも言おう」


誰かに何か言われた、誰かに何かをされた。
本当は嫌だった、本当はうれしかった。
でも、そのときはびっくりした、突然だったから。
笑ってしまった、何も言えなかった。
あとになってじわじわと怒りや悔しさがわいてきた。
あとになって喜びが込み上げてきた。

そしたら、感じたときにもう一度言えばいいんだよ。
あとから言ってもいいんだよ。
だって今気づいたんだもん。
嫌だった、うれしかったって、ちゃんと本人に言うんだよ。
嫌だったって、別の人に言うことを陰口って言うんだよ。
だから、ちゃんと本人に言おうね、勇気をだして。

出典元 心屋仁之助の「奇跡の言葉」
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 心屋 仁之助

まゆの感想
私は、とても後悔していることがあります。
小さい頃から油絵を習っていて、先生についていました。
家で嫌なことがあっても、学校で嫌なことがあっても、
「そんなこともある、気にするな」と言ってくれる先生でした。
いつも穏やかな先生で、どんなに嫌々描いた絵でも、
「いいね、この色はいいね~」と、どこかしらをほめてくれ、
そのおかげで、あきやすい私でしたが、絵を描くことは継続でき、
何度か油絵で賞ももらうことができたのです。

私は、先生の「お前ならできる」という言葉を信じて受験し、
しかしながら、見事に希望大学入試に失敗しました。
失敗したのは、私の実力でした。
けれどもそれを認めたくなくて、先生を恨みました。
私は、先生のところに行かなくなりました。

希望した大学ではない大学生になっていた私のところに、
先生の具合が悪いという噂が聞こえてきました。
しかし、まだ先生を恨んでいたのでお見舞いに行きませんでした。
しばらくした後、先生が亡くなったことを聞かされました。

まだ若くて、先生のしてくれたことがどんな意味を持っていたか、
大きかったのか、私は、全く気づけなかったのです。
先生がいてくれたので、楽しく自由に絵を描き続けられ、
そのおかげで感性も育ち、チャレンジする勇気ももらったのです。
なにより、人として大事なことをいっぱい教わっていました。

それに気づいたのは、大学を卒業し仕事をし、勉強もし、
人と接したり、人に教えるようになってからでした。
気がつくと、先生から教わったことがすべて役だっていました。
気づいてから、勇気を出して先生のお宅に行きました。
先生の奥さんは、こう教えてくれました。
「あなたに会いたがっていたのよ、悪かったなって」
泣きました…

なんで先生が生きている間に、気づけなかったのか…
なんで「教えてくれてありがとうございます」と言えなかったのか、
今でも、心が痛み、悔やんでいます。
でも、わからなかったんですよね、その頃は…

「あとで気づくこともあるよね、
 そしたら、あとからでも言おう」
私のように、遅くならないうちだともっといいですね。

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