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ことば探し
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■「今日のことば」2017年4月の人気ベスト5■

「もっと強い人間になりたい」
「自分を変えたい」
「欠点を克服したい」
よくそんなふうに言う人がいる。
そして、そういう人たちに向けて書かれたたくさんの本や
自己啓発セミナーのようなところでは、それを一生懸命煽っている。

「あなたも変わらなきゃだめ!」
しかし、人間は本当にそうやって自分を変えることが
できるのだろうか。
人間なんて、そうそう簡単に変われるものじゃないはずだ。
それが個性というものじゃないか。

だったら、自分を変えようなどと考えるよりも、
欠点だらけの自分でも十分に幸せになれて、
ありのままの自分でも十分に成功できる方法を見つけたほうが
いいに決まっているじゃないか。
それが「負の力」なのである。



出典元 負の力
著者名 テリー伊藤


その男性患者は、対人恐怖症の方でした。
誰かと話すと、緊張から全身に力が入り、
肩が上がりっぱなしになってしまうのでした。
端から見ていても、彼が緊張しているのがありありと
分かるのですが、本人は全身の筋肉が硬直していることに
全く気づいていなかったのです。

その体勢ではランニングはできません。
だから私は「力んでいますよ!」と何度も声をかけたのですが、
彼のほうは全身に力が入っているという自覚が全くないので、
私が何を言っているのか理解できなかったそうです。
逆を言えば、彼は「力を抜く」という感覚さえ知らずに、
長年生活してきたのです。

そこから彼は自分で努力を重ねました。
私の参加するプログラムはひと月に一回だけしかありませんが、
彼は入院中、毎日少しずつ走りながら私から言われた点を
改善しようと取り組んだのです。

そして徐々に徐々に、「力を抜く」ということが、
頭ではなく、身体感覚として分かるようになったのだそうです。
言ってみれば、彼は自分で自分を治療してしまったのです。



出典元 癒しのランニング
著者名 金 哲彦


なによりも驚いたのが、アメリカ社会の、
「誰もやっていないから価値がある」
「人と違うことに価値がある」という、
ある意味日本とは正反対の考え方です。


実際、日本の大学で助手の口を探していたときには、
ロボット内視鏡を見せても評価されず、
「それより君は制御理論はどれくらいできるんだ?」
という反応でした。
制御理論を教えることができるのなら、
授業に空きがあるので、雇ってもいい、と。
要するに「みんなと同じことができてナンボ」の発想なのです。

結局、このアメリカ行きによってわたしの研究人生は一変しました。
研究者としてだけではなく、人生観そのものが変わったといっても
過言ではありません。


出典元 世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業
著者名 生田 幸士


高校生を相手に自分の研究や考え方についてお話すると、
質疑応答の時間にこんな質問がとんでくることがあります。

「おもしろいロボットやマイクロマシンを
 たくさん開発していてすごいですね。
 先生みたいな人でも、失敗することってあるんですか?」

わたしの答えはこうです。
「いやいや、研究なんて99%は失敗なんだよ。
 今日は失敗しなかった部分だけを話したから
 全部成功しているように見えるだけで、
 ほんとうは毎日が失敗の繰り返し。

 でもね、これを失敗という言葉で考えちゃいけないの。
 トライ・アンド・エラーといってね、まずはトライする。
 そうするとエラーが出てくる。
 これをひとつずつ潰していくのが研究だし、
 人生もそうじゃないかな。
 やる前から正解が見えてたらおもしろくないでしょ?」



出典元 世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業
著者名 生田 幸士


ヒンシュクはどんどん買ったほうがいい。
たとえ悪評でも、何の評判もないよりはよっぽどいいのだ。
ただし、ヒンシュクを買っていいのは3回に1回。
残りの2回はヒンシュクを買ってはいけない。
毎回毎回ヒンシュクばかり買っているのは、ただのバカだ。


たとえば、私もテレビで毒舌を吐いたり吠えたりするのは、
「3回に1回」が目安だ。
これが5回に1回だと
「テリーさんも最近、丸くなっちゃったなあ」と言われるし、
2回に1回だと「うるさいなあ」と言われてしまう。

「アイツは軽いヤツだ」と言われる人間にしても同じだ。
3回に1回、軽いことをする人なら
「明るくてノリがいい」と評価してもらえるが、
いつもいつも軽い行動ばかりしていると、
これまたただのバカだと思われる。


出典元 負の力
著者名 テリー伊藤