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出典名: | パイロットが空から学んだ一番大切なこと |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 仕事・マーケティング | ||
副題: | 雲の上の職場から | ||
著者: | 坂井 優基 | ||
訳者: | |||
出版社: | インデックス・コミュニケーションズ | ||
本の内容: | パイロットがものすごい職業なんだと実感した本でした。 パイロットは、「情報処理業」だと著者は言っています。 500人もの命がかかっているので、一回ごとのフライトの 準備や、判断、計画、運航、責任の重さなど、どれをとっても、 覚悟が違うと思いました。 マニュアルについて書いてあるところがありますが、 とても参考になりました。 まとめていうと、 ●マニュアルには、警告、注意、注があるが、欧米人は、 注はあまり守らないが、これだけははずせないという ものは、ほとんどはずさない。しかに、アジア人は、 注まできちんとやろうとするため、余裕がなく、警告を 忘れることがある。 ●マニュアルを作る前には、マニュアルの管理規定を しっかりとつくりあげることが大事。 日本は、管理規定があまい。 ●マニュアルは、誰が読んでも1つの意味にしか、 とれないように書くことが重要。 ●書き手が当然だろうと思うことを抜いて書くことが あるが、これでは、マニュアルと言えない。 ●マニュアルと直すときには、勝手に直さず、 誰が関与して直したのか、すべて記録に残す。 ●「警告、注意、注」、重要なところは色を変えたり、 大きな文字にして、見る人がわかりやすく工夫する。 その他、 後輩に教えるのは義務ではなく、当然で 「先輩の恩は後輩に返す」ということが、受け継がれて いるとか、本当に勉強になることがいっぱい書かれています。 著者は、 「私にとっては空ほど美しい職場はありません」と 言っていて、空から見た日本、世界はとても美しいと いうことです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
努力を続けていくと、どこかで大きく 技量や考え方がジャンプする時が来て、その後は それまでとはま | この本は、現役(本出版時)の 国際線ジャンボジェット機の機長が書い | 2010-01-14 |
フライトしている時に、副操縦士が 「これはこうではないですか」 「こうした方がよくないですか」 | 言ってくれた勇気に対して「ありがとう」 とても感動しました。 なかな | 2005-08-11 |