■本の検索■
出典名: | こころで生きる |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 考え方・ノウハウもの | ||
副題: | 人生いかに安心を得るか | ||
著者: | 大藪 正哉 | ||
訳者: | |||
出版社: | 日本文芸社 | ||
本の内容: | 筑波大学名誉教授曹洞宗天徳院住職が書かれた本。 むずかしい仏教の話などは書かれておらず、読みやすく、 わかりやすいく、ありがたい話を教えてくれます。 例えば、こんな話が書かれています。 「有名な沢庵和尚が亡くなられるとき、最後に 「この寺に一大事が起こったときは、本道の本尊さまの裏に 小箱が置いてあるから、その中に、一大事を解決する方法を 書いておいた。 寺の役職を持つもの達が集まって10日ほども相談して、 それでも解決の方法がわからぬときには、その小箱をあけるように」 と遺言されたそうです。 それから60年ほどたってから、寺で一大事が起きたので、 役職を持つ者が集まって何日も協議したけれども、どうしても 解決の方法が探り出すことができませんでした。 そこでいよいよ沢庵和尚の遺言の小箱を開けることにいたしました。 すると中から一枚の紙が出てきて、そこに 〈なるようにしかならぬ、心配するな〉 とあったそうです」 最初から小箱を開ければ、それほど苦労は入りませんが、 それでは駄目で、何日も協議をして、苦労して解決方法を 見つけようと努力したけれどもその方法が見つからなくて、 小箱を開けるということが大切なことなのだと教えてくれます。 つまり、最初から〈なるようにしかならぬ、心配するな〉では、駄目で、 自分なりに、ちゃんと考えるってことですね。 とまぁ、こんな深い話がたくさん書かれていて、面白いし、 ためになります。 じっくりと読まれてみてはいかがでしょう。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
自分の勝手に使える時間が、例え30分だったとしても、 これを確実に人生の目標のために使うとすると、 | たった30分でも、こうして数値でみると、 何かできそうな気持ちにな | 2009-01-08 |
「私、頭悪いけど、 英語の勉強を30年続けたので、 今じゃ、英字新聞スラスラ 読める | この「私、頭悪いけど…」のコメントを 読んだとき、かなりがーんと来 | 2005-09-25 |