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出典名: | リンダ・リッチマンのこうなったら、笑うしかない…。 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | |||
著者: | リンダ リッチマン | ||
訳者: | 白川 貴子 | ||
出版社: | ヴォイス | ||
本の内容: | 著者は、米国人気コメディアン、マイク・マイヤーズの義理の 母にあたります。って言っても、よく私は知らないのですが。 著者は、29年間のまちがった結婚に苦しみ、その中で11年間も 家から一歩も出ることができない生活をし、パニック症候群を発し、 その上、不幸な結婚生活から抜け出したと思ったら、29歳の 最愛の息子を交通事故で亡くすという、どん底で無一文の生活から、 会社を設立し、一人で暮らして行けるようになります。 と言っても、この本は成功物語を書いてある本ではありません。 著者は、本の冒頭で、私はこのような本を書く立場には ないと言っています。 ですが、このことだけは言えると言っています。 「自分ではどうすることもできない状況に導かれて、 人生について、そしてそれがどれほどの苦しみを もたらすことがあるかについて、いろいろと学んできたと いうことだけです。(略) 何を学んだのか、というご質問ですか? どんなに苦しいことがあっても、大切なものを失って どれほど辛い思いをしても、私たちにはそれに耐えていく 力があり、その上それを乗り越えていくことさえできると いうことです。 今このときは悲しみのどん底にあっても、明日になれば、 明日がむりならその先には、安らぎも笑いも、場合によっては 喜びさえもが持っている可能性は必ずある、ということです」 私はこの本を読んで、とても力づけられました。 こんな生き方もあるのかと…心から元気をもらいました。 自分の不幸や、辛さがあっても、そんな中でも「笑う」ことの 大切さ…それを教えてもらいました。 とてもいい本だと思います。 |