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出典名: | 透明なる自己 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | |||
著者: | シドニ-・M.ジュラ-ド | ||
訳者: | 岡堂哲雄 | ||
出版社: | 誠信書房 | ||
本の内容: | 著者は、とても優秀な心理臨床医で、「自己開示」すること (つまり、自分をオープンにすること)が、 どんなに大切かを書いている、ちょっと専門的な本です。 (著者は1974年に亡くなっています) 著者は「自己開示」について 「私たちは、批判や拒絶に対して自分自身を守るために、 他の人々の前では、私たちの真の存在をかくしている。(略) 私たちが、自分の存在をうまく他人に対してかくすことが できると、私たちは、真の自己との接触を喪失していくのである。 自己の、この喪失は、無数の形であらわれる病気の 原因になっている」 そして、 「子どもたちは両親を知っていない。父親は自分の子どもが 何を思い、何をしているかを知らないでいる。 夫と妻は、信じられないほどに、お互いに(相手にとって) 異邦人であることが、しばしばある」 と言っていて、人間がいかに自己をかくしているか、 それが、いかに人間の発達に影響を与えるかを書いています。 私はこの本を初めて読んだとき、本当にすごい本だと 思いました。「自己開示」しないと、どうなるか、 「自己開示」がいかに大切か、この本で学びました。 古い本なので、手に入りづらいですが、とてもいい本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
自分の真の自己についての深い洞察や、明瞭なふれあいに欠ける男性は、自己を愛することに失敗するだろう。 | 時々隣人をみていると感じることである。 | 2002-11-02 |
人々は病める仕方で行動するがゆえに、病むのである。 | 病める仕方で行動をしてないか、自分を点検してみよう。いつも、ぶつく | 2002-05-09 |