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出典名: | 性格は変えられない、それでも人生は変えられる |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | エリス博士のセルフ・セラピー | ||
著者: | アルバート・エリス | ||
訳者: | 斉藤 勇 | ||
出版社: | ダイヤモンド社 | ||
本の内容: | 心理学「論理療法」を最初に提唱し、アメリカのサイコセラピー界に 革命を起こしたと言われる心理学博士の書いた、論理療法を実際に するためのテクニックと考え方が書いてあるやや専門的な本。 (心理学の知識を若干必要とすると思います) 「論理療法」の基本とは、 「人は日常生活で困難なことにぶつかった時、生まれながらにその 問題をうまく解決できる力を持っている」という考え方です。 いたずらに、過去の出来事を分析したり、こだわったりするよりも、 今の生活の中に、建設的な態度、自分で解決できるという態度を 受け入れ、それを実践していくことです。 著者は、このあたりのことをこう言っています。 「精神分析や他のほとんどの心理療法では、あなたの不幸は、 あなたの両親、文化、あなたのおぞましい過去が、その原因である としています。これはナンセンスです! それらの状況はあなたに悪い影響を及ぼしています。不幸を増幅 させています。しかし、その直接の原因ではありません。 おかしなことだと思うかもしれませんが、不幸の直接の原因は、 実は今のあなた自身です。(略) あなたはまず、自分の情緒を自分でコントロールすることができる と強く考え、自分に言いきかせ、そして感じてください。 私達は他の人の感情やコントロールされているのではありません。 世の中にコントロールされているのでもありません。 自分で考え、自分の感情、自分の行動が、自分の情緒を支配して いるのです」 つまり、自分で自分を変えていくこと、よくなっていくことが できるということですね。 とても、参考になるテクニックや考え方がいっぱいにつまっている 価値ある一冊だと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
心に動揺があると自己実現はそう簡単に達成されません。(略) 追い立てられる気がして自滅的な行為 | この本によると、ある一定の領域に達した人は、 「自己実現」をしたい | 2008-04-27 |
世の中があなたの望み通りに動くといった期待も、無理な要求です!はっきり言って、世の中は、あなたの望み | 今日は思い切り、力を込めて、世の中が私の思い通りに動くように期待し | 2004-04-28 |
人に期待しないことです。なぜなら、たいていその人も深刻な問題を抱え、それに気をとられているからです。 | つい、期待しちゃうんだよなぁ。わかっていても… | 2003-09-22 |
あなたは非常に強い自滅傾向と、その反対の自己実現傾向をもつように生まれ育っていることに気づき、それを | おおっ、そうなのか…アルバート・エリス博士の言ってることは、みなが | 2003-09-21 |
私の抱える心の問題の起源や過去を探るのもいいけれど、それよりも、今どのようにその問題を持ってしまって | 自分の性格をあれこれと分析して、原因を探り出して、過去を思い出し、 | 2003-08-04 |