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出典名: | こころの子育て |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 誕生から思春期までの48章 | ||
著者: | 河合 隼雄 | ||
訳者: | |||
出版社: | 朝日新聞社 | ||
本の内容: | 日本の臨床心理第一人者の河合隼雄さんが書いた子育て本。 Q&A形式で書かれていてとても読みやすいです。 この本の中で、著者は、 「日本の親は教育熱心な人が多いが、熱心のあまり堅く 考えすぎたり、肩に力が入りすぎたりして、 そのために自分も子どもも不幸になっているように 感じられる」 といっています。 少し気持ちを楽して、読まれてみるといいと思います。 例えば、 ●豊かな時代なのに、なぜいろいろ問題が起きるのですか? ●子育てが嫌で仕方ありません。どうしたらいいですか? ●思い通りにならないのは、育て方が悪いからですか? ●甘えん坊なので「自立できないのでは」と心配です。 ●個室を与えるのによい時期というのがあるでしょうか? ●子どもがいじめにあったときの対応を教えてください。 ●同じ苦労を子どもにはさせまいという思いが通じません。 ●いまの子どもたちは、悩みなんかないみたいにみえますが。 ●子育ては何を目標にしてやっていけばいいですか? ●子育てにゴールがあるとしたら、それはいつでしょう。 などなど、48の質問に答えています。 子どもの心理、親の心理をとてもわかりやすく解説してくれて、 今まで違う観点から、考えることが出来ると思います。 子育てに迷ったら、疑問に思ったら、読んでみるといいと 思います。今までの見方が変わるはずです。 おすすめの本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
ものが豊かになったら、それに見合うこころのエネルギーがいる。いままでの時代をめぐっていたエネルギーよ | ものに見合うだけのこころのエネルギー…それはなんだろう。確かにある | 2002-07-09 |