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出典名: | うさぎ穴からの発信 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 子どもとファンタジー | ||
著者: | 河合 隼雄 | ||
訳者: | |||
出版社: | マガジンハウス | ||
本の内容: | 著者は、日本の臨床心理学の第一人者の河合隼雄さん。 この本は「児童文学」について、書いてありますが、 「児童文学を子どものための読み物とは考えていない。 端的に言えば、「子ども目」を通してみた世界が 表現されている文学であると思っている」(略) そして、この児童文学を 「毎日の責務の中にうずもれている、はたらきものの 会社員こそ、少年少女小説を、通勤電車の中で 読むのにふさわしい(鶴見俊輔のことば)」く、 大人達に、読むことをすすめています。 この本で取り上げている児童文学は、 タイトルの「うさぎ穴」にあるように「不思議の国のアリス」 「ヒルベルがいた」「モモ」の他、 「さすらいのジェニー」「時の旅人」「グリム童話」 「銀河鉄道」「ぼんぼん」「さらば、おやじどの」 「海賊の歌がきこえる」などなど、多数。 この本に紹介されている本はほとんど読みましたが、 とてもいいですね、児童文学。 この本を読んでから読むのもいいし、児童文学を読んだ後に、 この本を読んでもいいですが、なるほど、こういうことを 言っているのね、そうか…などと、その深さにとても感動します。 児童文学、読んでみることをおすすめします。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「善意」に取りつかれた人は、他人の気持ちを押しはかろうとすることがない。 | 「善意」からやったのだから、罪はない、いいことだと信じている人がい | 2002-07-29 |