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出典名: 「日本人」という病
おすすめ度: ★★★★☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 社会の流れ・全般
副題:  
著者: 河合 隼雄 
訳者:  
出版社: 潮出版社 
 
本の内容: 日本の臨床心理学の第一人者の河合隼雄さんが、長い間の、
体験を通じて、自分の病名は「日本人」であるとわかったと
言っています。
これは、すごい病気だと…。

しかしこの病気は「治らない」と言いきっておられます。
なぜなら、治ったら日本人と言えなくなるからです(笑)

そして、大切なことは、
「自分の病(日本人)を癒すとか治すのではなく、私の仕事は、
 病を深めることであると考えるようになりました。
 病気をうんと深くする。
 深く病むと、あまり他人に害を与えません。
 病気を深く深くもっていけば、病気であるということは、
 ほとんど他人にはわからなくなってきます」

という謎のような言葉を言っています。

また、こんなふうにも言っています。
「いろいろ簡単に批判的な評論をする人は、ほとんど、
 自分の病を忘れているということです。

 自分も日本人病にかかっているはずなのに、まるで、
 健康であるかのような言い方で、「あれやれ」「これやれ」
 と言われるのです。
 「お前、本当に日本人か」と言いたくなるときがあります」


日本人ってどうなの?、また、日本の持っている良さを活かしながら、
このボーダーレスの現代社会でどうバランスをとって生きていくのか、
そういうことを、いろいろな事例から教えてくれる本です。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
日本人が これまでやってきた人間関係のやり方は、 話しなんかしないでも 以心伝心でだいたいピタ 小泉さんは、 「説明をしている」「説明をしてきた」と 力説しているが 2003-03-24

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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