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出典名: | 堕ちられない「私」 精神科医のノートから |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | セルフ・自分を見直す | ||
副題: | 人間ってそんなに明るく健全なものですか? | ||
著者: | 香山 リカ | ||
訳者: | |||
出版社: | 文藝春秋 (2014/11/20) | ||
本の内容: | ≪本からの紹介文≫ うつ病などの心の病にかかったり、ドラッグ、暴力などの問題を 引き起こしたりするのは、実は「堕ちる力」を失った人である。 私はそのことに診察室で気づいた──。 誰もが表向き「健全なクリーンさ」を演出する時代。 でも、人間ってそんなに明るく健全なものですか? 精神科医の説く21世紀の「新・堕落論」。 高学歴・一流企業に勤めるミナコ(20代)。不眠不休で働き 続けて頭が真っ白になって来院。 「そんなにがんばらなくていい」というアドバイスに、 ミナコは言った。 「その、がんばらない方法を教えてください!」 居酒屋チェーン店の過重労働で様子がおかしくなっているのを みかねた妻に連れられてきたハヤト(30代)。 完全にマインドコントロール下にあるハヤトを見て著者は思う。 「昔、新興宗教が果たしていた役割を、今はブラック企業が 担っているのではないか?」 インスタグラムの「いいね!」が減るのが怖くてたまらず、 行きたくないところへ行き、食べたくないものまで食べて フラフラになっている女性患者・・・・。 30年もの豊富な臨床経験を持つ著者が、 「いまだかつてない上昇圧力の強い時代」に生きる人々の 悲喜劇を通し、「堕ちることをおそれない」生き方を探る。 理想の上司、理想の夫婦、理想の親子、理想の母親── もう、そんな理想の○○から思いきってストンと堕ちてしまおう。 堕ちてみないと、この快感はわからない。 香山リカの新境地ともいえる意欲作。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
アンチエイジングにとらわれている人は、 アンチエイジングに関心がない人と比べて、 自分が老い | 体の機能が衰えてきること、 動くことがしんどくなること、 いろいろな | 2019-01-17 |
診察室に来るある患者さんは、写真に特化した ソーシャルネットワークであるインスタグラムにはまっ | 少し前まで「インスタ映え」が流行語になったインスタグラム。 今では | 2019-01-16 |