ことば探し
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出典名: バラエティ番組化する人々
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 心・心理学、心の病
副題: あなたのキャラは、「自分らしい」のか? 
著者: 榎本 博明  
訳者:  
出版社: 廣済堂出版 (2014/9/23) 
 
本の内容: ≪本からの紹介文≫

今や、バラエティ番組隆盛の時代である。
芸人のやり取りに爆笑し、難しいことは考えずに、
楽しめるからだ。「キレキャラ」「ボケキャラ」「Mキャラ」…
など、 さまざまなタイプの芸人が登場し、
そのキャラに則ったお笑いを展開する。
そしてそこには笑いだけではなく、「お約束通り」と
いう安心感もある。
お笑い好きの方々にはすでに周知の通りだが、
ひとつの番組に同じキャラは存在しない。
キャラがかぶっていると、MC(司会者)も芸人をイジりにくいのだろう。

このような「バラエティ番組の構造」が、
いま、まさに若者たちの間でも展開している。
それぞれがキャラをもち、それぞれがグループ内での
会話を盛り上げようと、 自分のキャラをまっとうしている。
そこには、「次に何を話そう…」「どう盛り上げよう」
「何を話しかけよう」など、
相手に気を遣わなくてもいいという気楽さがある。
人間関係をラクにするのが、キャラなのだ。

けれども、そのキャラに縛られる人たちもいる。
「私はそんなキャラじゃない! 」
「こんなキャラは自分じゃない」
そう感じる根底には何があるのか。
本書はそれこそが「自分らしさ」の発見への1歩で
あることを紹介している。

キャラは、無難にその場をやり過ごすために必要である一方で、
借り物の個性でもあるため、息苦しさを感じるのだ。
「キャラ」と「自分らしさ」をめぐる心の問題を心理学者が
徹底分析!

第1章 武器としての「キャラ」
第2章 キャラが生み出す安心と葛藤
第3章 その場にふさわしいキャラを生きる
第4章 「自分らしさ」がわからない
第5章 キャラをヒントに「自分らしさ」をつくっていく 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「自分にとってはまったく意味のないお喋りばかり。  本当に言いたいことは言えない。  今自分 雑談ができない、何を話していいかわからない、など、 自分とほどよい 2019-08-22

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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