ことば探し
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出典名: 人を大きくする苦労ダメにする苦労
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 苦労を生かせる人、潰れる人、その差はどこにあるのか 
著者: 野口 誠一 
訳者:  
出版社: ドリームクエスト (2000/03) 
 
本の内容: 元社長で、自らの失敗の経験から「倒産110番」の八起会
(やおきかい)を立ち上げ、経営に行き詰まった人たちの相談
活動をしている著者が、日々の「倒産110番」や「駆け込み
訴え」を例にとりながら「人を大きくする苦労とダメにする苦労」
について教えてくれる本。

この本の「どうすれば倒産を避けられたと思いますか?という
アンケートの結果は、およそ次の3つになるそうです。
1.自分の心に甘えがなかったら
2.他人にだまされなかったら
3.景気のいいときに蓄えておいたら


そして、こう言っています。
「「バブルがはじけたときに気づいていれば…」と後悔して
 いたが、人は多く失敗したことを自覚して初めて、その失敗の
 原因を悟ることができる。
 失敗を認めないで済んでいるうちは、何も学ぶことができない。
 どんどん状況を悪くしていくばかりである。
 そしてもう一つ。
 失敗の芽は順調の時に用意される。
 順風な時こそ、危険なのだ。
 彼は「バブルがはじけたときに…」と後悔したが、それまで
 順風満帆で来た者は、なかなかそこに気づかない。
 これは倒産者に限らず、およそすべての人間に共通しているのでは
 ないだろうか」


取り上げている事例も迫力がありますし、身につまされるものも
多いし、野口さんの倒産話など読み物としても面白いです。
経営者の方だけでなく、いつも失敗しがちな方、苦労ばかりしている
と思っている方、自分を見直したい方などにもおすすめの本です。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
何につけ、 柔軟性を持つということが大切だと思う。 世の中に流布する「生き方のノウハウ」の そして、このとらえがたい、 不可解な人間を理解しようとするよりも、 2020-09-04
アイツの家は金持ちでオレの家は貧乏だから、損をしている。 アイツは学歴があるのにオレにはないか 嘆いてばかりいる自分って、本当は自分でもイヤなものだし、 損得勘定 2016-03-22
お金がないなら、 せめて幸せになりましょうよ そうだ、そうならなかったらなら悔しいぞ、と思いました(笑) お金が 2014-06-16
繰り返し言うが、倒産しても少しも気づくところがなかった人は、 たとえ社長に返り咲いても、再び私(八 この本を書かれたのは、「倒産110番」の八起会を立ち上げた 元社長 2014-06-13
どんなに弱い人間であっても苦労に負けてしまうことはない。 逆に、自分を強い人間だと信じている人は、 弱い人間と強い人間の定義がどの辺りにあるかはわかりませんが、 自分 2014-06-12

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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