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出典名：

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」

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本のカテゴリ：

心・心理学、心の病

副題：

ネガティブ思考に陥ってしまいそうな時代の「今を生きる力」…10のヒント

著者：

名越康文

訳者：

出版社：

角川SSコミュニケーションズ (2010/5/10)

本の内容：

精神科医、精神療法家で、テレビのこめんテーターもしている
著者が、ネガティブな感情を簡単に捨て去るコツ、心がフッと
軽くなるヒントなどを１０教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「スピードだけをひたすら追求していったら、人間なんか行き
　詰まって当然ですよね。やはり今は、自分が無意識、潜在的に
　持っている価値観や感覚の小さな枠組みを、すっと超えて
　行けるような機会が極端に少なくなっている気がします。
　僕個人でも、日常の中だけでいうと、確かに２０年ほど前に
　比べて、そういう枠を取っ払うのに時間がかかるなあという
　感じがします。
　今の日本社会に生きる僕たちは、程度の差こそあれ、みんな
　同じ病を一様に抱えていると、いったんみるべきなんじゃ
　ないか。まずは、そこを自覚してみることが、前向きに
　生きることの第一歩だと思います」

例えば、こんなヒントが書かれています。
　１．自殺が増えるなど、なぜ日本人の心は疲弊しているのか
　２．閉塞感が充満する日本で、どう前向きに生きればいいのか
　３．誰にも相談できない状態の時、何を考えればいいのか
　４．何をしていてもネガティブな考えになる時、
　　　どうすればいいのか
　５．心の幸福を保つためには、どう心がければいいのか
　６．仕事が面白くない時、どう向き合えばいいのか
　７．コミュニケーションがうまくいかない時、
　　　どうすればいいのか
　８．夢や希望が描けない時、何を考えればいいのか
　９．絶望的な時に投げ出さないためには、どうすればいいのか
　10. 前向きに生きていくには、何をすればいいのか

質問者と著者の回答という会話形式になっているので、
やや読みづらい感がありますが、口語文なのでわかりやすい
です。
やや専門的なところもあるので、心理学に興味がある方に
おすすめです。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
原則として、自分が期待するほど他人は思い通りに動いてくれません。だから、いろんなことを他人任	本当にそうだなぁと思います。期待していないときに、１でも返ってく�	2013-12-02
「今、ここ」の現在を楽しむためのヒント例えばね、旅行に出かけたことの考えてもらえばわかり	これと似たようなことで、土曜日は楽しいけれど、月曜日の通常の生活�	2013-10-17