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出典名: 夫婦仲の経済学
おすすめ度: ★★★★☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 愛・夫婦・結婚
副題: 皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決 
著者: ポーラ・シューマン , ジェニー・アンダーソン  
訳者: 永井 二菜 
出版社: 阪急コミュニケーションズ (2012/4/19) 
 
本の内容: アメリカ在住の経済記事ライター二人が、結婚生活に経済理論を
応用して、結婚生活をよりよくする方法を教えてくれる本。

著者たちは、こう言っています。
「バラ色の結婚生活を約束するものは、経済学をおいて他にない
 と。例えば(分業)という考え方を理解すると、家事をめぐる
 いさかいは一気に決着する。
 最近、夫婦の間に遠慮や感謝の気持ちがなくなってきた?
 だったら(モラルハザード)が原因ではないだろうか。
 そして、性生活、セックスである。これは夫婦の問題として
 もっとも悩ましいもののひとつでだが、それですら、
 (需要と供給)の原則にのっとれば一件落着だ」


例えば、こんなことが書かれています。
 1.労働の分業(家事の分担はこうして決める)
 2.損失回避(夫婦ゲンカを早く、丸く収めるには)
 3.需要と供給(性生活を充実させる秘策)
 4.モラルハザード(結婚という保険に甘えない、
   甘えさせない)
 5.インセンティブ(思いのままに妻、夫を動かす切り札)
 6.トレードオフ(苦渋の選択をすんなりと行う技術)
 7.情報の非対称(風通しのいい関係を確率するコツ)
 8.異時点間の選択(初志貫徹で良き家庭人になる)
 9.バブル(夫婦の好景気を長続きさせるには)
 10. ゲーム理論(フルシチョフ並みの戦略とケネディ級の
   駆け引き)


いかにもアメリカ的考え方で、経済理論と夫婦生活をうまく
結びつけていて、この本のために詳細な調査も行われていて、
こんな見方もできるのかと驚きのある本。
日本人は、ややなじまないところもあるかな。 

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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