ことば探し
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出典名: ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 老舗料亭で「心」を習い、三越で「スキル」を極め、ディズニーで「仕組み」を知る 
著者: 上田 比呂志 
訳者:  
出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2011/10/14)  
 
本の内容: 老舗料亭で生まれ、三越で働き、本場アメリカのディズニーに
出向し、日米を舞台に世界中の人と仕事をしてきたからわかった
日本の気づかいの習慣について書かれている本。

著者は、こう言っています。
「自分が大切だと思っている人に対して、
 「この人は何が好きなんだろう?」
 「何をしたら喜んでくれるだろう?」と考え、
 実際にしてあげること。これが気づかいの本質です。
 では、日本人にしかできない気づかいとはなんでしょうか。
 日本人には日本人にしかできない感性があります。
 たとえば、他人のものであっても、脱いだ履き物を揃える
 ことができます。
 自分が玄関で雑に脱いだものがきちんと整えられていたら、
 「あ、家主がやってくれたんだな。次に上がるときは
  恥ずかしいからきちんとしよう」。
 そう感じることができます。
 端的に言えば、これも日本人にしかできない気づかいです」


例えば、こんなことが書かれています。
 ◎料亭と三越とディズニーで学んだこと
 ◎日本時にしかできない「気づかい」の心意気
  ・我慢ほど奥ゆかしい気づかいはない
 ◎人と関わり合う上で欠いてはいけないこと
  ・従順さが素直さではない
 ◎気づかいが気づかいのできる人を育てる
  ・三つの心、六つの躾、九つの言葉、十二文、十五理で
   末決まる
 ◎周囲の誰をも満足させるプロとしての気づかい
  ・気づかいを無意識に行うためのたった一つの方法


興味深く、奥深く、学ぶことがいっぱいの本でした。
じっくりと読むことをおすすめします。忘れていた日本の、なくし
たくない感性をきっと思い出すことができると思います。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「タカの目」「アリの目」という話が よく比喩で使われるのですが、タカというのは 空を飛んでいるか 本当にそうだなぁと思います。 アリの目でばかり見ていたら、小さなこ 2012-11-09
相手を大切にする。和を大切にする。四季を大切にする。 そんな感性から生まれる人への細やかな配慮や繊 このような気づかいを、忘れがちなこの頃です… いや、なくしがち…か 2012-11-08

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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