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出典名：	イブに生まれて
おすすめ度：	※おすすめ度について
本のカテゴリ：	男女・恋愛
副題：	こんなに違う女の医療と男の医療
著者：	マリアン・J. レガト
訳者：	下村 満子, 山田 睦子
出版社：	健学社 (2005/10)
本の内容：	コロンビア大学医学部教授であり（書籍発行時）、ジェンダー 医療の先駆者でもある著者が、性差に配慮した新医療について まとめた本。男女両方の健康が研究されています。 著者は、この性差医療についてこう言っています。 「男性と女性の身体の組織を一つ一つ比較してみると、毛髪 　から心臓まの鼓動まで、あらゆる組織において性に基づく 　人間生理学的な有意差が証明されつつあるのです。 　この新しいデータによって、既存の予防医学や治療法が 　変化をとげています。両方の性に着眼した研究は、 　男性のみに基づいたこれまでの枠組みからは考えられない 　ような問いかけを生み出し、健康と病気の概念を変化する 　原動力となっています。 　そして、その問いかけに対して、意外性と素晴らしさに 　富んだ答えが得られつつあります」 たとえば、こんなことが書かれています。 　１．イブの質問「アダムと私はどう違うの？」 　２．脳 　３．薬物代謝 　４．消化管 　５．心臓と循環器 　６．免疫機構 　７．骨格 　８．皮膚 　９．痛み 　10．性的機能不全 　11．肺 医療に関してのかなり専門的な本ですが、各章の終わりに 読者からの質問形式で、病気や症状についての答えや 解決策がわかりやすく書かれていて参考になります。 病気に、性差がこれほどあるのかと驚く本です。