ことば探し
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出典名: ネガティブのすすめ
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: プラス思考にうんざりしているあなたへ  
著者: 最上 悠  
訳者:  
出版社: あさ出版 (2007/5/24) 
 
本の内容: 精神科医で、認知行動療法、対人関係療法の専門家の著者が、
安易に軽薄なポジティブ思考に踊らされることなく、今、自分が
持っているネガティブの良さを活かし、より豊かな人生を送る
ための生き方、考え方を教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「ネガティブ人間は、目の前にある問題を見て見ぬふりをして
 しまう「ポジティブ一辺倒」「前向きのみ」という人より、
 よほど現実が見えています。
 心配や不安というのは、ものごとを多角的に見て、多くの
 可能性を考えられるからこそ生まれるのです。
 うじうじ悩むのは決して悪いことではなく、それは問題を解決
 するうえでとても重要なプロセスなのです。
 つまり、人間にとっては、ネガティブもまた重要な要素だと
 言えるのです。
 ただし、ポジティブが過剰になると問題なのと同様に、ネガ
 ティブも度を過ぎると弊害を伴います。そうなると、ネガテ
 ィブが持っているメリットが活かせなくなってしまうのです」

ということで、ポジティブとネガティブのバランスをとることが
大切だということです。どちらか両極端に偏るとよくないですね。

例えば、こんなことが書かれています。
 1.ポジティブ思考には危険もいっぱい
 2.ネガティブのすすめ
 3.ネガティブすぎる自分に気づいたら
 4.ネガティブを活かし、上手にくよくよする
 5.人生は、ポジティブとネガティブを行ったり来たり
 6.ネガティブが持つ大きな力を、ポジティブに活かすために


世のポジティブ思考についていけない人、ポジティブにどうして
もなれない人、ポジティブ思考になりたい方、逆に自分はポジテ
ィブ思考だと思っている方に、読んでいただきたい本です。
いろいろな発見があり、自分なりのポジティブ方向が見つかる
と思います。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「おかしいときには大いに笑え、  腹が立ったときには大いに怒れ。  悲しいときには大いに泣け」 この本では、感情を無理に抑えつけず、 適度に心を解放することが大切 2012-10-09
京都で「伝説の芸妓」と言われる岩崎峰子さんという人がいます。 彼女は、自分の半生をつづった著書「祇 この本の中に、ビルゲイツさんの話が書かれています。 「ゲイツ少年は 2012-02-07
仮にあなたが、慢性的な無力感に襲われていて、 「何をやってもダメだから、何もやらないのがいちばんだ 無力感に襲われると… 何をやっても無駄なような、ダメなような そんな 2011-12-20
ネガティブな人が、ポジティブだけを取り入れようとすると、 不自然なことになって失敗してしまいます。 人は、どうしても思考のクセを持っていて、 ネガティブかポジティブか 2011-12-19

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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