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出典名: | 山本周五郎のことば |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | ことば集・教訓 | ||
副題: | 山本周五郎の全作品の中からの印象的な言葉集 | ||
著者: | 清原 康正 | ||
訳者: | |||
出版社: | 新潮社 (2003/06) | ||
本の内容: | 山本周五郎作品からの言葉紹介集。 山本周五郎の膨大な作品を、下町もの、武家もの、平安朝もの、 岡場所もの、一場面ものなど、9つのジャンルに分け、それに、 著者自らのエッセイを書き加えつつ紹介しています。 著者は、こう語っています。 「山本周五郎は、1903年(明治36年)6月22日に山梨県 北都留郡初狩村(現・大月市初狩町)で生まれた。 生誕100年にあたる年に、周五郎の心の奥底から絞り出され た数々の言葉を堪能していただきたい。 そして、読者諸氏の心の琴線に触れた言葉があれば、ぜひとも その原作を読んでいただきたい。 そこには、紛れもなく、ありのままの姿の人間がいるはずで ある」 例えば、こんな話からの言葉が紹介されています。 ◎柳橋物語 ◎おさん ◎さぶ ◎つゆのひぬま ◎樅の木は残った ◎赤ひげ診療譚 ◎雨あがる ◎深川安楽亭 ◎青べか物語 ◎季節のない街 20代の頃、山本周五郎作品にはまり、ほとんど読み尽くしまし たが、今読み返してみてもいい話ばかりだと思います。 人間不信になりかけたときに、時々読み返していますが、なぜか 読み終えると「人間っていいなぁ」と思えてくるから不思議です。 山本周五郎作品は、おすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
温床でならどんな芽も育つ、 氷の中ででも、芽を育てる情熱があってこそ、 しんじつ生きがいがあるの | この本は、私も大好きな小説家山本周五郎の作品から、 心に残る言葉を | 2011-08-02 |