ことば探し
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出典名: ものごとに動じない人の習慣術
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 考え方・ノウハウもの
副題: タフで、しなやかな心を育てるために… 
著者: 菅原 圭 
訳者:  
出版社: 河出書房新社 (2008/11/22)  
 
本の内容: 多くの方の取材を通して、著者が感じるようになったことが、
「困難な状況でもけっして心揺るがず、人付き合いにも臆する
 ことがない、タフな心を持つ人には共通点がある」
ということで、その共通点、習慣術が書かれている本です。

こんな具体例も書かれていて、参考になります。
「スランプに陥ったなら、デンと構えて、そのまま、放っておく
 ほうがいい結果につながることが多いのだ。スポーツなら、
 しばらくそのプレーから遠ざかることがかえってよい結果を
 もたらすことも少なくない。
 仕事やプライベートで、「どうしようもない」と思うような
 大きな失敗をしてしまった、そんなときも同じだ。
 早く立ち直ろうとあがいたり、なんとか失敗を取り戻そうと
 必死の努力をする人もあるが、動揺した状態のままでは、
 努力が必ずしも報われるとは限らないことを肝に銘じておこう。
 そうした努力まで否定的な結果になってしまったら、さらに
 深い墓穴を掘るだけだ。
 やがて、傷が癒えれば、ちゃんと力が湧いてくる。
 人間はトカゲやヤモリ以上に、たくましい再生能力をもって
 いるものだ。その再生能力をもっと信じよう。
 落ち込んでいるときにジタバタするのは、悪あがき以外の何物 
 でもない。どっしり構えて、時機を待つことがずっと大事なの
 である」


例えば、こんな習慣術が書かれています。
 1.すぐに冷静になれる習慣術
 2.しなやかな心を保つ習慣術
 3.いつでも心に余裕をもつ習慣術
 4.自分のペースを取り戻す習慣術
 5.ありのままの自分と向き合う習慣術
 6.少し「いいかげん」に生きる習慣術


どちらかというとビジネス向けですが、普段の生活でも役立つ
具体例や人間の心理的な面にも触れていて、私はとても参考に
なりました。
じっくりと読んでみることをおすすめします。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「自分は臆病で、石橋を叩いても渡らないタイプなんです」 などと、自分をひとつの人間像に固定してしま 自分のなかには、いろいろな自分がいる。 何かをやりたい自分もいれば 2012-02-16
「苦手な人と向き合うときは、最初から、あまり期待しない」   みなとうまくやっていける人なんか、い この本に書かれていた、人づき合い、自分づき合いの 極意(タイトル部 2010-07-21
小さなことにも、心が平衡感覚を失ってしまうのは、 地に足がついていない証拠。 必要以上に、背伸び この本では、さらにこう言っています。 「背伸びすれば、当然、余計な 2010-07-04
どんな結果が出ようと、 そこで終ってしまうということはめったにない。 その先へ、さらに先へと人生 生きているかぎり、今、どんな「結果」が出ても、 それは経過であり、 2010-07-02

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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