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出典名：	「持たない!」生き方
おすすめ度：	※おすすめ度について
本のカテゴリ：	人生・生き方
副題：	気楽でシンプルな人生のススメ
著者：	米山 公啓
訳者：
出版社：	大和書房 (2005/10)
本の内容：	医学博士で作家の著者が、人生の後半（定年後、老後）を元気に 生きるには、どう生きればいいのか、何を捨てて、何を求めて いけばいいのか、を医学的な裏付けを元に提案している本。 著者は、こう言っています。 「先を考えれば、健康のこと、お金のことなど不安は多い。 　しかし、持ち物が増えるほど、生き方が不自由になるのも 　事実だ。これからは、所有しないことで、もっと自由を手に 　入れるべきではないだろうか。 　今までの私たちは、何かを所有することにエネルギーを費やし 　すぎてきたのではないだろうか。 　しかし、定年が見えてきて、何かを所有する生活とはいったい 　なんだったのかと、疑問に思い始めてはずだ。 　これからは、誰にも縛られず、自由に自分の好きなことをやっ 　ていくべきだ。それを実現するには、所有しないことが重要な 　意味を持ってくる。 　できるだけ余分なものを捨て去る勇気が必要である」 例えば、「こだわりを捨てれば、今を一番面白く生きられる」 ということで、こんな生き方を提案しています。 　◎働けるうちは仕事を続ける 　◎新しいメカや情報に振り回されない 　◎インターネットを、あえて、やらない生き方もある 　◎「忘れる」から、新しいことが覚えられる 　◎衰えた機能に嘆かず、今ある機能を磨く 　◎友情の手入れをする 　◎「時間を忘れる時間」を持つ 　◎雑誌は必要な記事だけ切り取り、捨てる 人生の後半では、いらないものを捨てて身軽になり、自分で稼い だお金は、自分のために使い、少しぐらい勝手になり、好きな ことをする時間を持ち、楽しく笑顔で暮らしていこう、という ような内容です。 こんな生き方ができればいいなぁと、思いました。