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出典名: シャーロットのおくりもの
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 小説・ファンタジー
副題: 子ぶたのウィルバーとクモのシャーロットのお話 
著者: E.B. ホワイト (著), ガース ウイリアムズ (イラスト) 
訳者: さくま ゆみこ (翻訳)  
出版社: あすなろ書房 (2001/02)  
 
本の内容: 言わずと知れた児童書での大ロングセラー作品。
19カ国、1000万読者がいるといわれています。
田舎の農場の納屋に暮らす子ブタのウィルバーと、クモのシャー
ロットの心あたたまる友情の物語。映画にもなったので、知って
いる方も多いと思いますが、その原作です。

《こんなお話です》
ウィルバーは、できそこないとして生まれた子ブタです。
それを人間の女の子ファーンが大切に育て大きくなります。
しかし、大きくなると他に売り出され、ひとりぽっちでブタ小屋
に住むことになり、ついにハムにされそうになります。

そんな心細いときに、ウィルバーは小屋の中で、クモのシャー
ロットと友だちになります。このシャーロットはやさしさにあふ
れているうえに、たいけん賢かったのです。
そして、このシャーロットが、友だちのウィルバーをハムにしな
いために、自分のクモの糸で「救命メッセージ」を描くのです。
その救命メッセージのおかげで、ウィルバーは、時のブタとなり
品評会にでたり、メダルを貰ったりもします。
しかし、命の恩人シャーロットはウィルバーにこう伝えて、短い
命を閉じます。


「あなたは、いいお友だちだったわ。それだけで、すばらしい
 ことじゃないの。あなたが好きだから、私は網に文字を書いた
 のよ。生きるって、どういうことだと思う?
 生まれてきて、少しばかり生きて、死んでいくんでしょう。
 クモの一生なんて、わなをしかけたり、羽虫を食べたりの、
 さんざんなものなの。
 あなたを助ければ自分の一生が、ちょっとはましなものになる
 と思ったのかもしれないわ。
 そんなことがあったっていいでしょ」


しかし、シャーロットはおくりものをまた残してくれたのです。
そう、新しい命です。


このお話は、動物も人間も、この地上に存在するものすべてに
生まれてきた意味があり、生きる価値があることを、教えてくれ
さらに、ごく当たり前にみえる日常のささいな出来事にも、
驚きや奇跡がかくれていることも教えてくれます。
私も、大好きな一冊でおすすめです。
児童書ではありますが、大人が読んでも楽しめます。

DVDはこちらから↓
「シャーロットのおくりもの」

 

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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