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出典名: | パイロットが空から学んだ運と縁の法則 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 一番大切なことは「見えない」ものにある | ||
著者: | 坂井 優基 | ||
訳者: | |||
出版社: | インデックス・コミュニケーションズ (2008/1/8) | ||
本の内容: | 国際線パイロットの機長が、運との縁をよくし、運を身につける ための法則33と行動の仕方などを教えてくれる本です。 著者は運についてこう言っています。 「いくら運が大事だからと言って、運を良くする方法だけを やって 自分が何もしなくて良いわけではありません。 私の場合ですが、毎回のフライトの前には必ず作戦を練ります。 正規には会社に行って資料を見てから決めることなのですが、 その前に航路上の天気や目的地の天気をインターネット等で 調べて、燃料はどれぐらい積んで行くべきなのか、高度はどの 高さを飛んだほうが良いのかあらかじめ考えてから仕事に向い ます。 これだけの準備をしてから仕事に出掛け、かつ出発前に充分な 対処をしても、安全の世界に絶対はあり得ません。 そこで「努力のさらに先にあるものとしての運」が重要に なってきます。 運の要素は限りなく排除しなくてはいけないのですが、どんな に考えても想定外のことは起ります。自分の後ろには何百人 ものお客様がいます。だからこそ、やれることは全部やる。 でも、それ以外にも運がよくなるための行動も必要だという 気がします」 ということで、運を味方にするには、ただ運に任せるのではなく 「努力のさらに先にあるものとしての運」としてとらえることが 大事だということです。 例えば、「運と縁の法則」は、こんなこと33書かれています。 ◎運は過去に自分が蒔いた種が育ったもの ◎蒔いた種が花開かないこともある ◎ツイてないときには、全てを変えよう ◎絶好調の時ほど、次のプラスのタネを蒔こう ◎あまりに急激な上昇運は、不幸をもたらす ◎プラスが大きいほどマイナスも大きい ◎運は人がはこぶ ◎運命の女神は、直接話せない ◎他人を変えようとしてはいけない ◎「なる」から「する」へ 飛行機を無事に飛ばすには、機長自身が運を味方につけ、その運を 大切にして、おごらず、日々努力しなくてはいけないということが よくわかりました。 空の事例や著者の勉強した哲学、宗教、中国古典等の事例も豊富で ためになり、わかりやすくまとまっているのでおすすめです。 「坂井 優基さんの正式ブログ」 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
いろいろな人を見てきました。 その中で感じるのが、人生に起きる様々なことは自分が 蒔いたプラスと | この本では、さらにこう言っています。 「誰しも、運が上昇していくこ | 2010-04-22 |
夢は何ですかと聞くと、「○○になりたい」と 答える人がたくさんいます。 部長になりたい、社長にな | とかく安易に「○○になりたい」などと言う。 しかし、「なりたい」で | 2010-02-17 |
うんと上手くいってない時に一番大事なことは、 ひとまずその状態を安定させることです。 底なし沼と | また、こうも言っています。 「最悪の時に、プラス思考でいこうとか元 | 2010-02-11 |